一年ぶりの八丈島航路
今日は「国際子どもの本の日」、「図書館開設記念日」、「世界自閉症啓発デー」、「週刊誌の日」。
三宅島を過ぎて5時半頃から甲板に上がり鳥を探し始めた。
波浪を含めた気象情報を調べることができるWindyの予報通り、北東の強めの風が吹いていて、気温も低いので厳しい一日になりそうだった。
それほど波は高くないし、うねりも小さいのだけれど、航行する船舶を見ると波が大きいようだ。
三宅島から八丈島の往復と三宅島から房総半島までの復路はオオミズナギドリも含めて海鳥の出現は少なめだった。
この2週間の情報では、アホウドリがたくさん見られていたり、他の種類の海鳥が見られたりと期待が大だったけれど、風向きだけでなくタイミングが悪かったようだ。
最終的にアホウドリは20羽+、クロアシアホウドリは20羽+、コアホウドリが5羽しか見られなかった。コアホウドリが非常に少ないのがきになる。
今回は、70枚ほどしか写真を撮らなかったので、カメラの電池をほとんど消費しなかった。最近、写真を撮るのが楽しくなくなってきたようだ。
アホウドリは成鳥が多い印象で、幼鳥は全く見られなかった。
三宅島に近い場所で非常に遠くに鳥山が立っていて、中にアホウドリとクロアシアホウドリが多くいたが、遠すぎて詳細な数が確認できなかった。数えてみたけれど少なくともアホウドリは10羽以上いるようだった。
橘丸の上を通り目の前にアホウドリが一羽頭上に出現した。この鳥が一番近かった。素嚢の部分が大きく膨らんでいて、帆翔せずに上空を真っ直ぐ東の方に飛んでいった。
クロアシアホウドリはコンスタントに出現したけれど、あまり近くでは見られなかった。
一度に複数のクロアシアホウドリでたこともあった。
コアホウドリは数が少なかったし、遠かった。この写真しか撮れなかった。
オオミズナギドリは多かったけれど、過去に見たほどの数は見られなかった。風が強かったので高速で飛んでいた。
一ヶ所水面に群れが降りていたところに出会った。
トウゾクカモメが近くを通過してくれた。
八丈島の港のテトラの上でイソヒヨドリがさえずっていた。
16時半ころに船室に戻り横になったけれど、脛が痛くなって目が冷めた。風と揺れに耐えるために踏ん張ったので、疲労がでたのだろう。
腰の痛みと、足の痛みで歩けるのだろうかと不安になったけれど、下船の準備で歩いてみると、なんとかなりそうだった。
船を降りてターミナルにいくとこぎつねがまごぎつねを連れて迎えに来てくれた。
まごぎつねに会うのは久しぶりなので完全に忘れられていたけれど、泣かれなかったのでよかった。
浜松町駅まで送ってくれるというので、新しくできた高架の歩道を通って行くことにした。駅に直結するはずなのだけれど、まだ工事は終わっていなかった。
床は下の道路のようにガタガタの所もなく快適だった。それなのに通っているひとは誰もいなかった。
COVD-19の自粛で、航路にでていないし、遠征もしていないので体の使い方が悪くなったのか、それとも老化で体力が落ちてしまったのか、今回の航路で、一気に自身がなくなってしまった。
そろそろペースダウンに入ることになるのだろうか。
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