霞ケ浦パトロール
土浦市手野町、沖宿、かすみがうら市崎浜、歩崎公園、霞ケ浦大橋を渡って行方市玉造、麻生町、牛堀、潮来市永山から北利根橋を渡り稲敷市本新、浮島を通っる3月21日とは逆周りで霞ケ浦中岸、左岸、稲敷の蓮田を回ってきた。
カモ類は渡りが進み、種類が多いけれど数は激減している。昔は、コガモが5月の連休まで群れがワンドに残っていて、中にシマアジが観察できたけれど、近年コガモが少なくなっている。
まだカンムリカイツブリが残っていた。オオバンが一番多く、霞ケ浦で繁殖する群れなのだろうか。
シギ・チドリは非常に少ない。渡りが遅れているのか、一気に通過してしまったのか不明だけれど、5月中旬まで見ることになりそうだ。
かすみがうら市の蓮田にツクシガモが1羽いた。
埋め立てが終わり、農地造成が始まる予定の西ノ洲の干拓地の中程にオオセッカ、コジュリンが多い場所があった。サンカノゴイも鳴いていて、時々見に行くことになりそうだ。
モズの子育ても終盤のようだ。
ツバメは、水田や蓮田に巣材の泥を取りにきていた。
チュウサギが増えてきている。
コサギは目先が紫色に変わり、冠羽も伸びている。
蓮田の奥にツクシガモが泥にくちばしを差し込んで餌を探していた。稲敷では何度かシノリガモを見ているが、中岸では初めてになる。
蓮田の作業者が近づいたので飛んでしまった。
同じ蓮田に、セイタカシギとタカブシギがいた。
セイタカシギは換羽が済んで脚の赤い色も綺麗だ。
セイタカシギを見ていたらどこからかタカブシギが出現した。
稲敷の蓮田ではタシギがタカブシギと一緒に餌を採っていた。
キジのオスは随分大胆に道に出てきていた。一応警戒はしている。
コチドリが3羽いて、その内の2羽が鳴きながら執拗に追いかけっこをしていた。どうもメスを巡っての戦いのようだ。
多分メスは時々地面に降りて様子をうかがっているようだった。
【観察した野鳥】
キジ、ツクシガモ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、サンカノゴイ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、バン、オオバン、コチドリ、セイタカシギ、タシギ、タカブシギ、ユリカモメ、ミサゴ、トビ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオセッカ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュリン 47種+ドバト
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