大洗苫小牧航路往路
日の出が4時台なのに目覚ましをかけ忘れて5時40分頃に目が冷めて、慌てて支度をして甲板に上がって、6時から観察開始。
強めの北風が吹いていたけれど、海は穏やかで凪の状態で、ライトダウンのジャケットを来てカッパを着た状態で寒いというほどではなかった。
オオミズナギドリがちらほら姿を見せていて、水面に降りている群れが船に驚いて飛び立つのを見ながらいつもの航路の感じでゆったりしていたら、オオトウゾクカモメが前方に出現した。
慌てて撮ったので、ピンぼけ。
その後、クロアシアホウドリやコアホウドリが出たり、オオトウゾクカモメが出たりとと楽しんでいた。
8時前に金華山が見えてきてからオオミズナギドリの群れにハシボソミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリなどがまじり始めた。
それにしてもハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリの数が多いのに驚いた。
最初の頃は、ハシボソミズナギドリだと見逃していた中にもハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリいたようだ。
アホウドリの成鳥が浮かんでいるのが見えたりと、鳥は途切れることなく見られていた。
シロエリオオハムを何度も見ることができた。
ウミスズメ、ウトウも見られてが、カンムリウミスズメが出たのに見ることができなかった。
オオトウゾクカモメだけでなくシロハラトウゾクカモメも何度か出現した。
いつもは暇を持て余すことがあったけれど、なかなか気が抜けない状態で、楽しい予感がしていた。
ウミウとヒメウの群れが船を追い越していった。
久慈沖まではクロアシアホウドリが多かったけれど、それを過ぎる辺りからコアホウドリが多くなってきた。全体に数が多く2種合わせて100羽を超えているようだった。
後半を数えてみようかということで、2種を数えていたら最終的には200羽を超えていた。
八戸沖あたりからハイイロヒレアシシギの群れと何度も遭遇し始めた。中にアカエリヒレアシシギが混じっていることがあったが、それほど多くはなかった。
先週、北海道の北でアカエリヒレアシシギの大きな群れが観察されているので、速く移動しているのだろう。
イシイルカとアシカの群れが通過したり、ザトウクジラも見ることができた。
津軽海峡を超えたあたりから雨が降り出したので、雨宿りしながら観察して、17時半頃に観察を終了した。
仮眠している間に苫小牧フェリーターミナルに到着。
夕飯はタクシーでいつもの回転寿司店で、生寿司を食べてきた。
乗船してすぐに風呂に入った。大きな風呂を独り占めで、快適。
【観察した野鳥】
シロエリオオハム、コアホウドリ(100+)、クロアシアホウドリ(100+)、アホウドリ(7)、オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ヒメウ、ウミウ、アカエリヒレアシシギ、ハイイロヒレアシシギ、ウミネコ、オオトウゾクカモメ、シロハラトウゾクカモメ、ウミスズメ、ウトウ 17種
オオトウゾクカモメ
シロハラトウゾクカモメ
海面に降りているアホウドリ
アホウドリの幼鳥
アホウドリとクロアシアホウドリ
クロアシアホウドリ
足輪がついているクロアシアホウドリ
漁船の周りにクロアシアホウドリが集まっていた。
オオミズナギの群れとクロアシアホウドリ
クロアシアホウドリとコアホウドリ
コアホウドリ
コアホウドリ
オオミズナギドリ
オオミズナギドリ
オオミズナギドリの死体が流れてきた。やはり弱った鳥は生き残れない。
ハイイロミズナギドリは南側に非常に多く見られていて、ハシボソミズナギドリよりも多かった。
ハイイロミズナギドリとハシボソミズナギドリで大きさと嘴の大きさが違うのがわかる。
久慈沖から北はアカアシミズナギドリが非常に多くなっていて、ハイイロミズナギドリが減ってしまった。
赤い脚がよく分かるアカアシミズナギドリ
コアホウドリとハシボソミズナギドリ、オオミズナギドリ
ハイイロヒレアシシギは数十羽の小群になって飛んでいた。
夏羽のハイイロヒレアシシギ
シロエリオオハム
シロエリオオハムとハシボソミズナギドリ
ウトウ
ウトウ
ヒメウウミウの群れ
陸地が近いとウミネコがでてくる。
イシイルカ
アシカ
水平線が黄色くなっていたけれど、モヤが太陽光線を屈折して黄色に見えているのだろうか。
夕食は、苫小牧の回転寿司で。閉店前なので茶碗蒸しが品切れでエビフライになった。
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