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2022/06/03

旧暦の端午の節句

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今日は旧暦5月5日の「端午の節句」、「測量の日」、「雲仙普賢岳祈りの日」、「ウェストン祭」、「ムーミンの日」。

端午の節句といえば鯉幟。そして端午の節句のもう一つのつきものの花菖蒲も咲いて、もう少しで見どころになる。

昼過ぎに雷雨となった。地域によっては雹が降って被害がでたらしい。

厚生労働省は今日2021年の人口動態統計を公表した。

亡くなった人の数は前年より6万7054人増えて143万9809人となり、戦後最多となったということだ。これから団塊の世代が亡くなることになるので、さらに記録を更新するだろう。

逆に出生数は出生数が81万1604人とこれも記録を更新中だ。非正規の労働者が増えていて将来への不安があり、生活水準を維持したいという希望があれば、昔のように「一人口は食えぬが二人口は食えるといった」というような言葉は現代には通用しないので未婚率が高いこと、産科が減っていて、さらに出産にお金がかかるようになってきているとか、保育園に入れないといった複合要因があるので出生率が上がるわけもない。

出産が少なく死亡が増えれば、人口減少は当たり前で、死亡数から出生数を引いた人口自然減は62万8205人とこれも記録を更新している。

団塊の世代の出生数は、現在の4倍もあったのだから

これは政治の問題で、産めよ増やせといった掛け声や僅かな金をだしたりでは何も起こらないし、このまま人口減が進めば日本は消滅するというような言説で脅しも通用しない。

これで安倍晋三のように戦争を煽っているだけで済めばいいけれど、戦争が始めたら一気に人口減になる。原発にミサイルを打ち込まれたら、死者だけでなく住む場所も無くなる。

きたきつねは、日本の食料生産や資源、環境問題を考えるならば、人口減は必要だと思っているけれど、財界や政府は労働者や消費者が減っては困るという考えしかない。

人口減にたいして本気で何も対策してこなかったのだから、もう手遅れではないだろうか。

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