茨城県自然博物館:企画展「昆虫展」
今日は旧暦7月1日で「新月」、「アマチュア無線の日」。
まごぎつねと茨城県自然博物館で開催中の企画展「昆虫展」を観に行ってきた。
夏休みということもあって小学生を中心に賑わっていた。
企画展会場にはいると最初にオオムラサキの拡大模型が出迎えてくれた。
展示は「昆虫の起源」、「日本のむし・世界のむし」、「昆虫と植物のさまざまな関係」、「人と昆虫」の4つのコーナーが設けられていて、それぞれわかりやすい展示になっていた。
人と昆虫の展示では、以前陶芸博物館で見た奥村巴菜さんの陶芸作品「テングビワハゴロモ」があった。
昆虫の起源では、昆虫化石と模型で説明していて、ムカシアミバネムシの模型(那須野が原博物館)がなかなか良かった。
日本のむし・世界のむしは、生体展示、標本と拡大模型が並んでいた。
昔、麻雀仲間だったタマムシ研究で有名な大桃定洋さんが自然博物館に寄贈した甲虫のコレクションの一部が展示されていた。
モルフォチョウの標本はやはり美しい
3種類のアリの生体展示されていた。
昆虫と植物のさまざまな関係では、クヌギシギゾウムシの拡大模型が一番気に入った。
昆虫展は今ひとつ心が動かなかったのは、毎週の里山散歩で生き生きした昆虫の姿に触れているからのようだ。きたきつねは学術を目指しているわけではないので、ドイツ箱の中でピンを刺されてとめられた昆虫はたんなるものとしか感じられない。
自然の中で初めて出会う生き物から受け取ることのできる感動はなんとも言えないものがある。
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