苫小牧から大洗まで
日の出前に起き出して、ゆっくり着替えをして6時少し前から甲板にでた。
八戸あたりで頭の上を鳥が通過して、コミミズクという声に反応してシャッターを押した。後ろ姿だったけれどコミミズクだった。
マガモやスズガモの群れ、キジバトやイソヒヨドリが船の上を行ったり来たりするのを見たり、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、オオミズナギドリ、ハジロミズナギドリ、トウゾクカモメを見たりしていた。
カメラの性能が悪すぎるので、帰りは船ばかり撮っていた。
昼過ぎに、ミナミオナガミズナギドリが出現して、船の進行方向とは反対に向かっていて、動きが早いので双眼鏡から目を離すことができなかった。
現時点ではミナミオナガミズナギドリについては要検討ということで未確定にすることになった。
帰りの航路はウミネコが多く、大きな群れがいくつも見られた。
珍しくはないけれどウミネコの1年目の若鳥。
ハジロミズナギドリは群れは見られず、パラパラと飛んでいた。
途中、大洗から苫小牧に向かう深夜便「さんふらわあ だいせつ」とすれ違った。だいせつにはツアー会社の海鳥観察ツアーに参加の仲間が乗っていて手を振ってくれた。
船の下からオオバンが飛び出した。沖でオオバンを見るとは思わなかったけれど、繁殖地は北なので渡りとすればおかしくはない。
暗くなる前に部屋に戻り、大浴場で汗を流して、夕食を食べて、一休みのつもりがグッスリ寝てしまった。
定刻に大洗港に着岸して、無事自宅に帰り着いた。
こんなことを何時までできるだろうか。
【観察した野鳥】
マガモ、スズガモ、キジバト、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、フルマカモメ、ハジロミズナギドリ、オオミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、(アオサギ)、オオバン、ミツユビカモメ、ウミネコ、トウゾクカモメ、コミミズク。イソヒヨドリ 14種(15種)
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