歴史民俗博物館の企画展示や特別展示をみてきた
今日は「エレベーターの日」、「技能の日」、「肢体不自由児愛護の日」、「トイレの日」。
久しぶりで佐倉の歴史民俗博物館に行ってきた。
タイミングが悪く昨年度の企画展示や特別展示を見に行くことができなかったので、フリーの時間ができたので企画展示の「加那」、特別展示の「印籠とたばこ入れ」、くらしの植物苑の「伝統の古典菊」を見てきた。
4世紀から5世紀に朝鮮半島南部にあった倭国と関係のあった国々「加那」の遺跡からの出土品を展示したものだ。
加那の位置を見ると、対馬の対岸にあたるエリアにあった小国群で、鉄器を作ることができ、その鉄が倭国にもたらされたようだ。
古墳の副葬品にも鉄の延べ板「鉄挺」の束が見つかっている。
鉄の武具、鎧、馬具などが展示されていた。倭国の甲冑が古墳の副葬品として出土することがあり、加那と倭国の人の動きも推定されるようだ。
土器も特徴のあるデザインのものもあり、類似のデザインの倭国製の土器もあった。
倭国や漢との交流を示す銅器や鉄斧、筆などが出土している。
6世紀に新羅に滅ぼされるのだけれど、滅亡後の加那の人々の名簿というのが展示されていて、それには加那ではなく任那と表示されていて、その辺りの解説はなかった。
いずれにしても、任那と加那との関係がはっきりしない展示だった。
近世を展示している第3展示室では「もの」からみる近世『印籠とたばこ入れ』ということで、印籠と煙草入れが多数展示されていた。
印籠は庶民の使っていたものではなく贅を凝らした螺鈿、蒔絵などが施され、凝った意匠の根付もついているものばかりで、美術品として見る感じになっている。
象牙に蒔絵をした江戸時代の「扇面散象牙地蒔絵印籠」で、鶴が扇面に描かれている。
煙草入れも、金革、印伝、金襴、蜀江錦、木彫などの工芸品ばかりで、こちらも凝りに凝ったものばかりだった。
カラスの象嵌を施された「枯木烏象嵌とんこつ一つ提げたばこ入れ」が目についた。
それにしても現在は煙草を吸う人が少数派になりつつあるし、紙巻きたばこばかりで、刻みたばこをキセルで吸うひとはほとんどいない。羅宇などという言葉さえも知らない人が大部分だろう。
博物館本館から歩いてくらしの植物苑に行き恒例の「古典菊」の展示を見てきた。例年になく規模を縮小したようだ。
開催されてまだ1週間あまりなので、花はほとんど咲いていなかったのは残念だった。
菊も朝顔と同じように通人の楽しみだけでなく、利殖の道具だったので、特徴のある品種を作る努力が続けられてきたのだろう。
丁字菊「牛若丸」
嵯峨菊「嵯峨の夢」
奥州菊「愛国殿」
11月末から始まる「冬の華・サザンカ」の予告編も展示されていた。
タイミングが合えば来てみよう。
帰り道稲敷の浮島を通ってみた。
ミサゴが近くを飛んでくれた。
タゲリの群れが渡ってきていて中にエリマキシギが1羽混じっていた。
妙岐ノ鼻ではチュウヒの塒入りを狙うカメラマンが集まっていて、駐車場は満車だった。
【観察した野鳥】
キジ、オカヨシガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タゲリ、タカブシギ、エリマキシギ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイタカ、カワセミ、モズ、ハシボソガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ 34種+ドバト
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