早良 朋:へんなものみっけ!8
月刊スピリッツに連載されている早良 朋の「へんなものみっけ!」のコミックスの8巻が発売された。
地方都市の奏山市立博物館を舞台に、博物館で働く人がいろいろな自然界のへんなものと出会う物語で、今回は水族館の展示とバックヤード、水中考古学の話題、桜の花をスズメが落とす話、科学と文学のつながりなどが掲載されている。
「へんなものみっけ!」は、色々なところに面白い現象や事実が転がっていることを教えてくれる楽しい漫画だ。
奏山市の博物館は、国立科学博物館、県立博物館を全て合わせたようなダイナミックで、幅広い調査研究、収集活動をしていてものすごいところで、こんな市立博物館があればいいのにと思ってしまう。
地方都市は博物館というより青少年科学センターが多く、活動も小中学校の学習支援のような感じでとどまっているような感じがしていて、日本の技術偏重で、知の探求を進める姿勢が足りないことと関係しているのだろう。
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