« 鶴沼公園 | トップページ | 市民ギャラリーで土浦市立博物館の移動展 »

2023/02/07

石岡市立ふるさと歴史館の企画展「底だけ展」

20230207_9

今朝の朝日新聞の茨城面に石岡市立ふるさと歴史館の新しい学芸員が石岡市内の縄文遺跡の出土の土器の底をシリコンで型を取って、圧痕を分析した結果をみせる企画展「底だけ展」を開催しているというので寄り道して見てきた。

土器の底を見る機会はないし、底に残された圧痕については、ゴミや植物種子や虫などだと思っていたから、植物を編んだ敷物の跡があって、それらの編み方がわかるというのは新鮮だった。

会場が狭いので展示物が限られているけれど、実物、圧痕のシリコン型、敷物の編み方の実物を比較できるようになっていて理解しやすかった。

20230207_10

葉っぱの圧痕

20230207_11

虫と種子、植物の鱗茎

20230207_12

使っているシリコンの色が青が良かったのかなど圧痕の型取り方法はもう少し工夫が必要かなと思った。

編み物の跡がどう着いたかについてついての仮説が示されていたが、素人の勘違いかもしれないけれど違うような気がした。

A41枚くらいの展示の説明資料は展示品の一覧表くらいが普通なのだけれど、25ページの冊子で、内容も詳しく非常に良くできていた。

|

« 鶴沼公園 | トップページ | 市民ギャラリーで土浦市立博物館の移動展 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 鶴沼公園 | トップページ | 市民ギャラリーで土浦市立博物館の移動展 »