市民ギャラリーで土浦市立博物館の移動展
そういえば土浦市立博物館が大改修工事中で来年1月まで休館していて、その代わり土浦駅の横の市民ギャラリーで移動展をしているのを思い出したので、帰り道なのでこちらも寄ってみた。
展示ギャラリー1では小学校校外学習のための参考展示「デザインとしてみる『むかしの道具』」、展示ギャラリー2は土浦市立博物館とはたおりの会、綿の実の共催展示「時代を紡ぐーはたおり伝承活動30年」が開催されていた。
昔の道具は、各地の民俗資料館などで良く展示されている古い道具類の展示で、今の小学生にとって昭和の時代に使われたものは明治時代か江戸時代のものという感じがするのだろう。
たらいと洗濯板
土浦らしくレンコン掘りの万能くわ
田船
踏み車(足踏み水車)
土浦の佐野子のお盆の行事で使われる「盆つな」と集落に災いが入ってこないようにする厄除け人形の「大助(おおすけ)人形」
藍染の法被
機織りの展示は原料の綿から、糸を紡ぎ、布にするまでと完成した布が展示されていて、色々と知りたいと思っていたことがいくつか解決できた。
機織りの糸から布までの全ての工程を映像で紹介していて、結構長かったけれど見入ってしまった。機に経糸をどうセットするのかを知りたかったけれど、この映像で理解できた。
道具のとして使われる竹や木、紐類の使い方が合理的で美しいものだということが分かった。
機の動きも良くできている。
絣の見本も美しい。
原料としての白綿、茶綿の原料と糸までの加工状態をうまく見せている。
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