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2023/03/28

茨城県自然博物館の企画展「いのちの色」を見てきた

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今日は「スリーマイルデー」、「シルクロードの日」。

朝から冷たい雨で最高気温が夕方に出たので日中は10℃を超えない肌寒い一日。

まごぎつねと茨城県自然博物館の企画展「いのちの色-世界をいろどる生きものたち-」を見に行ってきた。

生きものの色の仕組みや働き、染色や絶滅した生物の色などについて予想以上に充実した展示だった。

里山散歩に毎週出かけていて、自然の中のいろいろな色彩に触れているので、復習も兼ねて見て回ることができた。

エントランスには色の綺麗な変形菌、鳥、エビ、木が並んでいた。

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展示は色の名前、動物たちが見ている世界、生きものの色のふしぎ、生きものの色とヒト、自然にない色を求めて、失われた生きものの色、生きものの色を守るためにの7部構成になっていて、展示も綺麗なだけでく分かり易い構成になっていた。。

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最初に、色の名前についての導入部があった。

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動物が見ている世界では、人と他の哺乳類、鳥、昆虫、魚類と見える色の世界が違うことを示す展示になったいた。

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特にいろいろな生きものの絵をタッチすると人との見える世界が違うことを表示するディスプレーが面白かった。

ただ、使い方の説明が分かりにくいので、前に見ていた人が次の人に使い方を説明するということになっていた。

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鳥と餌の色の関係の展示はバードウォッチャーにとっては嬉しい。

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草木を使った染色については、藍染や紅染などに興味があったのでじっくり見てきた。

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青いバラなど遺伝子組み換えでの自然にない色の作出についても触れられていた。

多様な色のバラ品種の標本は綺麗だった。

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古生物の色を再現することができるようになってきていることについても説明があって、特に絶滅した鳥ドードーの骨格標本は見どころだと思う。

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まごぎつねと一緒だったのでゆっくり見ることができなかったので、もう一度行こうと思う。

平常展示を少し見たけれど、なんだか全体に綺麗になっているような印象があった。照明がLEDに代わって明るくなったのではないだろうか。

魚類の展示もリュウグウノツカイなどの標本が増えていた。

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茨城の海の展示でオオミズナギドリがイワシの群れに集まっている展示はあまり目立たなかったけれど、照明が明るくなって良く見えるようになっていた。

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今回茨城の山から海への魚の水槽の上に淡水面に鳥がいる展示があるのを何度も行っているのに見落としていたことに驚いた。これも照明が変わったことによる効果かもしれない。

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園内は桜が満開で、ヤエベニシダレがちょっと珍しいのでピックアップしてきた。

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