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2023/03/16

八丈島航路を往復

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今日は七十二候の「菜虫蝶と化す」、「国立公園指定記念日」、「十六団子」、「閻魔縁日」。

三宅島に到着する前の夜明け前から展望デッキに上がり観察スタート。

沖の三本岳の前に漁船がいるのを見ながら夜明けを待つことに。

暗い水面が少し明るくなってきて、オオミズナギドリの群れが見え始めた。

オオミズナギドリは、大きな群れはなく広い範囲に広がっていて、所々にある潮目に小さな群れがみえた。

御蔵島を過ぎたところでカツオドリが出現した。

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三宅島と八丈島の間はいつものようにアホウドリとクロアシアホウドリが少数出てくる態度で暇だった。

ダーウインが来たで、三宅島周辺でザトウクジラが増えているということを放送していたが、ザトウクジラが出現した。

八丈島に上陸して周辺を歩き回って鳥見。

復路も同じで三宅島を越えてからの大島トライアングルに入ると一気にアホウドリとクロアシアホウドリが増えてきた。

大洗苫小牧航路には多いコアホウドリはこの航路では少なく10羽未満しか見られなかった。

大島トライアングルというのは、三宅島、伊豆大島、野島崎を結ぶ三角形のエリアで、経験的にこのエリアが海鳥が多く見られるようだ。

オオミズナギドリは広く広がっていて、一時間進んでも途切れのないような群れには出会わなかった。

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アホウドリは成鳥、亜成鳥、若鳥といろいろなステージの鳥が遠近合わせて60羽を超えるくらい出現した。

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近くに浮いていたアホウドリは飛ぶ時に足輪が見えた。足輪の番号が読める写真を撮影した人がいた。

きたきつねのミラーレスでは無理だった。

山階鳥研に問い合わせて2007年4月に鳥島で雛の時にカラーリングと足輪が着けられたということだった。16歳ということになる。

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亜成鳥

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正面顔

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若鳥

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クロアシアホウドリも多かった。

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コアホウドリは北のほうが多いけれどエサかなにか理由があるだろうか。

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カンムリウミスズメが飛んでいた。

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ザトウクジラは2頭いて雌雄のようだ。

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雄が胸鰭を大きく振って水面に打ち付ける求愛行動をしているようだった。

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尾びれも見ることができた。

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【観察した野鳥】
(キジ)、(カンムリカイツブリ)、キジバト、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、アホウドリ、オオミズナギド、(アカアシミズナギドリ)、カツオドリ、ヒメウ、カワウ、ウミウ、イソシギ、ウミネコ、カンムリウミスズメ、トビ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、シチトウメジロ、(アカコッコ)、イソヒヨドリ、スズメ、(キセキレイ)、(ハクセキレイ)、カワラヒワ  27(5)種+コジュケイ

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