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2023/04/22

楽しい里山散歩

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今日は旧暦の三月三日で「桃の節供」、「清掃デー」、「カーペンターズの日」、「よい夫婦の日」、「アースデー」。

昨日の午後から北東の風に変わり、最高気温が一気に8℃近く下がって、涼しくなった。

池のカモは、コガモを数羽残して皆渡ってしまったようだ。

キビタキが渡りの途中で寄ったようで、今年も鳴き声を確認できた。

谷津でサシバのペアを見ることができた。大きさの違いと眉斑の違いで雌雄は分かった。

最初にオスが現れて木に止まり、鳴くとメスが答えて鳴きながら近くの木に止まった。

その後、オスが飛び出してメスが残った。

サクラの幹にヨコヅナサシガメが集まっていて、その中に脱皮している個体がいた。

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アリだと思い見ていると、糸を出して葉から落ちたのでアリグモのメスだと分かった。

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石塀にヒダリマキマイマイがいた。他にウスカワマイマイ、ヒタチマイマイも見ることができた。

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ネコハエトリ

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ヤマトシリアゲのメス


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クロハネシロヒゲナガのオスが長い触覚を揺らしながら飛び回っていた。

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ホウチャクソウの花にトラマルハナバチが集まっていた。

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ホウチャクソウの花は長いので、蜜を吸えるのは長い口吻あるキムネクマバチということになる。

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サワフタギの花が満開でその中にシロシタホタルガの幼虫がいた。

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シロシタホタルガの顔を撮ってみた。

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コナラの葉にオトシブミの揺籃ができていた。

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糸で木から下がっていたガの幼虫が糸をたぐりながら上に上がっていた。

以前は糸を食べながら上に上がっていると思っていたが、10年ほど前に幼虫が糸を手繰り前足で糸を纏めているのを初めて観察してから、他の幼虫が登っているのを見つけると写真を撮っている。

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ヤマツツジが満開だった。

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フジは木を絞め殺すので以前はフジを見つけると切っている人がいたけれど、その人が亡くなってから林の中でフジが増えているようで、目立つようになってきた。

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オドリコソウの花が咲き始めた。

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カラスビシャクの花が咲いていた。

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不思議な味のヒメコウゾの実が膨らみ始めていた。

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コヒルガオの花

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ハナイカダの雌花があった。

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キンランの中に一種の突然変異的な先祖帰りとなるペロリアのツクバキンランがあった。

ツクバキンランはキンランの距や隆起線や赤茶色の蜜標模様などを含む下唇弁なく6弁花のようになっている

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キンランは花の中が赤茶色の蜜標模様が見られるので、区別できる。

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見るものが沢山あって、時間を大幅に超過してしまったけれど、非常に楽しかった。

【観察した野鳥】
カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、チュウサギ、オオバン、トビ、サシバ、コゲラ、モズ、カケス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ 22種+コジュケイ、ガビチョウ

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