強風の中で里山散歩
強い南風が吹いて気温が上昇する予報だった。
帽子を風で飛ばされないようにアゴ紐をつけて里山散歩にでかけた。
里山の木々は花の時期を終え、緑が一段と濃くなってきた。草が勢いよく伸びている。
ハルジオンの花の群落で、とても良い香りがした。花に鼻を近づけても何も匂わないけれど、群落になると初めて分かった。
この時期は道路際に出てきた筍を蹴り倒して歩くのだけれど、竹の秋を迎えているのに筍がほとんど見られないのが不思議だ。
池のカモは、コガモが数羽居残っているだけだった。里山周辺で繁殖しているカルガモは数つがい見られた。
カイツブリは今年も2番が営巣し始めているようだ。
里山の雑木林にフジが増えてきているので、ノコギリを持っていって、道路沿いのフジを少し切って見たが、直径10センチ位のものはなかなか手強かった。
これから機会を見つけて少しづつ切って行こうと思う。
アカボシゴマダラが飛び始めた。
ショウジョウトンボも羽化し始めている。
木の枝に化けているシャクトリムシは、注意していてもわからない。
コナラにオオトビモンシャチホコの幼虫の塊がついていた。
ウグイスカグラの実が熟していたので、ほの甘い実を味わってきた。
タチツボスミレの閉鎖花が見られた。
コチャバネセセリが見られるようになってきた。
クロハネシロヒゲナガのオスメスがハルジオンの花に止まっていた。
ホウチャクソウに似ているナルコユリの花が咲き始めた。
ハタザオの白い花があった。
キツネアザミの花が咲いていた。
紫に近い花のレンリソウがあった。
シオヤトンボのオス
今日も楽しくて時間を忘れてしまった。
【観察した野鳥】
キジ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、モズ、ハシブトガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 21種+コジュケイ、ガビチョウ
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