大洗・苫小牧航路往路の鳥
昨年の同じ時期の大洗・苫小牧航路はハシボソミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリのクロナギの数万羽の群れやクロアシアホウドリとコアホウドリを200羽近く観察できたので、今年もと期待して深夜便のさんふらわ だいせつに乗船した。
結果としては、これまで見たことがないほど多くのシロエリオオハム、オオトウゾクカモメ、シロハラトウゾクカモメを見ることができて大感激だった。
また珍しいコシジロアジサシも見ることができた。
トウゾクカモメは、一航海で数羽見られればいいほどで、見られないこともあるし、大体単独で飛んでいることが多いのだけれど、シロハラトウゾクカモメは群れで現れたのには驚いた。
ミズナギドリ類とアホウドリ類も昨年のレベルではないけれど十分多く見ることができた。
福島沖から観察を始めたけれど、今シーズンは餌となるイワシなどの小魚が北に集まっていたようで、岩手県の宮古沖から北に海鳥が集まっていて大きな鳥山がいくつも見られた。
魚が多いようでイルカの群れに何度も出会うことができた。
【観察した野鳥】
シロエリオオハム(75)、ハシジロアビ(1)、コアホウドリ(37)、クロアシアホウドリ(94)、アホウドリ(2)、フルマカモメ(2)、オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、アカアシミズナギドリ(8)、ヒメウ(6)、アカエリヒレアシシギ、ハイイロヒレアシシギ、ミツユビカモメ(1)、ウミネコ、オオセグロカモメ(1)、オオトウゾクカモメ(22)、シロハラトウゾクカモメ(29)、ウミスズメ(10)、ウトウ(6) 19種
早朝から日没まで海面を見続けるのは、なかなかつらいもので、船の揺れに対して身体を真っ直ぐに維持しようとして、知らず知らずに足を踏ん張るので夕方には筋肉がこわばって、足が攣りそうになってしまった。
今回は大きなピッチングがあったので、船酔いで起きることができないひとがでて、気の毒だった。
きたきつねは、さんふらわほど大きな船では船酔いをしたことがないので、平気だった。
アカエリカイツブリの群れ
ハシボソミズナギドリ
ハイイロミズナギドリ
アホウドリ若
オオトウゾクカモメ
シロエリオオハムは浮いていて船が近づくと慌てて離れるパターンが多かった。
ヒメウ
ウトウ
クロアシアホウドリ
カマイルカ
ダイサギ
ハイイロミズナギドリ
オオミズナギドリが優先する鳥山
ハシボソミズナギドリ
イシイルカ
アカアシミズナギドリ
ハシボソミズナギドリとハイイロミズナギドリ
コアホウドリ
オオトウゾクカモメ
シロハラトウゾクカモメ
コシジロアジサシは浮きに乗っていて船が近づいて飛び出した。
定刻で苫小牧フェリーターミナルに到着した。
フェリーターミナルのボーディングブリッジは、歩行距離が長いだけでなく、階段や段差が多いので荷物を持って移動するのが大変なだ。
今回は乗ってきた船でとんぼ返りなので旅行代理店が荷物を船で預かってくれるように手配してくれたので、荷物無しで下船することができた。
個人で行った場合には荷物の移動があるし、ターミナルから外出するのは難しいだろう。
苫小牧ではいつものようにタクシーで回転寿司にいって生寿司を食べて戻ってきた。
諸物価の値上がりで回転寿司も2割位値上がりしていた。
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