« 今日の飛びもの 海上自衛隊の哨戒ヘリコプターMitsubishi SH-60K(8462) | トップページ | カメラの画像チェックをHDMIで液晶モニターでみることにした。 »

2023/05/26

三宅島探鳥記

20230526_1

日の出の4時半頃にデッキに上がり入港までの短時間海上の鳥を探してみたが、遠くにオオミズナギドリが見える程度だった。

風はあるけれど天気は良く、気温も高いようで快適な探鳥が楽しめそうだった。

カンムリウミスズメが繁殖している三本岳がよく見えた。

20230526_2

風の関係で錆ヶ浜港に入港した。

20230526_3

漁船が出港していった。

20230526_4

迎えのレンタカー屋の車で事務所までいって手続きをして、最初にウチヤマセンニュウを見るために伊豆崎灯台に向かった。

20230526_5

現地に着くと、灯台の周りをアマツバメが飛び回っていたので、ゆっくり観察。

20230526_6

一段落して、東屋で朝食を摂りながら、アシ原で囀っているウチヤマセンニュウを見ていた。

20230526_7

東屋の前のアシ原からウチヤマセンニュウの巣立ちびなが目の前に出てきた。

20230526_8

巣立ちびなに親が餌を持ってきて食べさせるところを観察できた。

20230526_9

シチトウメジロも群れが移動していた。

20230526_10

アカコッコ館の駐車場に移動して、向かい側の小道を歩いていくと、見ずらいけれどタネコマドリ、モスケミソサザイ、イイジマムシクイの囀りが両側から聞こえてきた。

20230526_11

カラスバトの声が聞こえていたけれど、道の両側は林で見えなかった。道の一番奥の開けたところで、探してみると逆行だけれどカラスバトが枯れ木に止まっているのが見えた。

少し離れていたので、じっくり観察することができた。

20230526_12

途中、イタチが道の真ん中に出てきて、どんどんこちらに向かって来た。

20230526_14
20230526_15

明日葉の畑があった。

20230526_16

アカコッコ館が開館するまで時間があったので、大路池を一周することに

20230526_13

池には、バン、ウミウ、ゴイサギ、チュウサギなどがいて、頭上にミサゴが出現した。

20230526_17

ヒキガエルの幼体が沢山いて、大分大きくなっていた。

20230526_18

オオノコメエダシャクの幼虫が糸で下がっていて、顔の前に糸を団子に纏めながら上に登っていた。

20230526_19

イモムシを咥えたシチトウメジロがでてきた。

20230526_20

途中、アカコッコには何度も出会ったけれど、ゆっくり止まってくれなかった。

オーストンヤマガラは2度しか見ることができなかった。スダジイにスダジイタマバエが大発生して花芽にムシコブを作りドングリができなくなっていて、ドングリが主食のオールトンヤマガラが激減しているらしい。

アカコッコ館の観察スペースでアカコッコを待っていたけれど出てこなかった。

メジロが近くで騒ぐので見ると、巣立ちびながトレンチの中に落ちてきていた。

20230526_21

レンジャーに連絡して外に出してもらったところ、親が誘導して離れた場所に誘導していった。

20230526_22

離れた場所まで移動したところで親が餌を与えていたので一安心。

20230526_23

親子3匹が並んで一休みして、奥のブッシュに入っていった。

20230526_24

草の中をみるとタネコマドリの巣立ちびながいた。

20230526_25

親鳥が餌を運んできて、奥の方に連れて行った。

20230526_26

離れたところに連れて行って、給餌して奥の方に連れて行った。

20230526_27

他に情報はないようなので、時間になったので、レンタカーを返して錆ヶ浜港まで送ってもらった。

昼食を摂ってから、この時期はメリケンキアシシギが見られそうなので、港のテトラポッドを探していると、仲間がメリケンキアシシギを見つけた。

2羽いるようだった。メリケンキアシシギは、キアシシギよりも渡りが少し遅いようだ。

20230526_28

八丈島から戻ってきた橘丸が入港してきた。

20230526_29

橘丸は定時に出港して、今朝ウチヤマセンニュウとアマツバメを観察した伊豆崎を通過して、ブリッジで海鳥観察を開始。

20230526_30

島を出て少しの時間はオオミズナギドリとハシボソミズナギドリが群れていて、遠くにクロアシアホウドリが見え、一瞬だけれど若いアホウドリも見ることができた。

20230526_31

いつもは海鳥が群れている伊豆大島沖に入ると鳥影はまばらになってしまい、暇な時間が過ぎていった。

野島崎を過ぎて東京湾に入ってから、海鳥の群れが見え始め、オオミズナギドリに混じりアカアシミズナギドリやハイイロミズナギドリを見ることができた。

20230526_32
20230526_36

小さな漁船の周りに海鳥の群れが着いていた。

20230526_37

三浦半島の向こうに富士山が見えた。

20230526_35

いつもは、東京湾に入ったところで鳥見は終了するのだけれど、鳥が少なかったので第二海堡やベイブリッジなどが見える富津岬までブリッジにいることになった。

20230526_38
20230526_39

疲れてしまったので、船内に戻り軽く夕食を食べて一休み。

定刻に竹芝桟橋に到着。下船を待っている時に、案内所の前に双眼鏡を持ってカモメに囲まれている橘丸のマスコットがあった。

20230526_40

八丈島航路ではカモメはめったに見られないので、ウミネコかオオミズナギドリやアホウドリにすればよかったのに。

別の壁に、東海汽船のさるびあ丸、橘丸などの船をモチーフにしたマスコットの絵が飾ってあった。

20230526_41

三宅島では、バードウォッチャーが宿泊や食事、お土産などでお金を使わないので評判が悪いらしいけれど、日帰りで鳥は見ることができるし、食事する場所がよくわからなかったり、魅力的なお土産がなかったりしているのも原因のような気がする。

【観察した野鳥】
キジバト、カラスバト、クロアシアホウドリ、アホウドリ、オオミズナギドリ、ハイイロミズナギドリ、アカアシミズナギドリ、ハシボソミズナギドリ、ウミウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、バン、ホトトギス、アマツバメ、メリケンキアシシギ、ウミネコ、トウゾクカモメsp、カツオドリ、ミサゴ、コゲラ、ハシブトガラス、オーストンヤマガラ、シジュウカラ、ツバメ、コシアカツバメ、ウグイス、イイジマムシクイ、シチトウメジロ、ウチヤマセンニュウ、モスケミソサザイ、アカコッコ、タネコマドリ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ 36種+コジュケイ

 

|

« 今日の飛びもの 海上自衛隊の哨戒ヘリコプターMitsubishi SH-60K(8462) | トップページ | カメラの画像チェックをHDMIで液晶モニターでみることにした。 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 今日の飛びもの 海上自衛隊の哨戒ヘリコプターMitsubishi SH-60K(8462) | トップページ | カメラの画像チェックをHDMIで液晶モニターでみることにした。 »