16mmフィルムカメラMINOLTA-16 Model P
今日は「暑中見舞いの日」、「信用金庫の日」。
ロフトのカメラを整理していたら、学生時代に使っていた16mmフィルムを使うミニカメラの「MINOLTA-16 Model P」がでたきた。
50年以上前に2、3年持ち歩いていたカメラで、あのころはドイツのMINOXのミニュチュアカメラがスパイ映画で使われていて人気だったけれど、非常に高価で貧乏学生には買うのは考えられないものだった。
その点、「MINOLTA-16 Model P」は5,000円位で高いけれど買えないほどではなかった。
16mm映画用の白黒フィルムを押し入れで専用カートリッジに詰めて使っていた。もちろん現像もステンレスの専用リールに巻いて自分でしていた。
探してみるとカートリッジ、撮影したネガフィルムも見つかった。
「MINOLTA-16 Model P」は1960年発売で、大きさは113mm×73mm×54mmとフィルムカメラとしては非常に小さい。
レンズはROKKOR 25mm F3.5 で固定焦点、シャッターは1/100と1/60(フラッシュ用)の2速、画面サイズ10mm×14mmと小さなものだった。
シャッター速度は固定だけれど、絞りはあって、フィルム感度を合わせて、天気マークに合わせて絞りを変えることができた。
もちろんすべて手動で、後ろの円盤を回してフィルムを巻き上げると、シャッターがセットされて、ボタンを押すとシャッターが切れる。
シャッターの横にフィルムの撮影枚数のカウンターがあって、20枚まで表示でされる。フィルムを入れるときに裏蓋を開けるとSにリセットとなる。
シャッターはレンズの前にあって、レンズバリアーを兼ねている。専用のUVフィルターがあって、付けていた。
ファインダーは素通しで近くを移すときには視野補正が必要だけれど、もちろん感できめることになる。
ストロボ端子もある。
同時に出てきた60年以上前のコダックの16mmムービーカメラ用のPLUS-Xの100ftネガフィルム。ASA80でまだ使えるかもしれない。
撮影したネガフィルもあった。多分、ネガ現像用のステンレスリールや引き伸ばし用のレンズもありそうだ。
オリンパスのTG-3の顕微鏡モードで撮影して、モノクロ反転してみた。
固定焦点なので、ピントがぴったりという感じではないし、画像処理していないけれどそれなりに写っていた。
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