サイズの小さな画像をキレイに引き伸ばすアプリ:Pixelmator Pro
今色々な資料を整理しているのだけれど、古いデジタルカメラで撮った画像は画素が少なくて印刷するとギザギザになったりぼんやりしたが←王になってしまう。
世界でデジタルカメラが本格的に普及したきっかけを作ったカシオのQV-10の画像の画素数は320px✕240pxで、その後に作られたデジカメも640px✕480pxだった。
その後、デジカメの画素数はどんどん多くなっていき、2,000万画素は普通になって、A2、A3サイズに印刷可能になってきている。
320px✕240pxだと、普通に印刷に使われる1インチ当り350ドットにすると、23mm×17mm位になり全く実用的ではない。
印刷に使うとすれば少なくとも1000px✕750px程度の画素数があればなんとか使えるレベルだろう。
よく使われるPhotoshopでも解像度を上げることができるけれど2倍程度になる。
拡大倍率の大きいけれど、価格の高いソフトはあるけれど、CPUのパワーが必要で、無料体験ソフトを試してみたが簡単ではないようだ。
色々調べたところサブスクが流行りの中で買い切りで、内部課金もなく画像の解像度拡大してくれる画像処理ソフトを見つけた。
Photoshopキラーと言われるPixelmator Pro(4,900円)というアプリだ。
日本語版もあるし、日本語の解説サイトもあるので、使い方に不便はない。
非常に多機能で、基本的な色調整機能、修復ブラシによるレタッチ機能、変形、ブラシ描画、テキスト挿入など普通の画像処理だけでなく、画像の解像度拡大できる超解像に加え、ノイズ除去やマッチカラー、Enhanceの機能があって便利なアプリのようだった。
操作は簡単で元画像を読み込んで「超解像技術」を選択するだかで、自動的に処理が進み、処理結果も新旧を比較して確認できる。
QV-10の320✕240のオリジナル画像
超解像処理で960✕720に引き伸ばした画像(縮小表示しているので、画像をクリックすると大きな画像になる)
QV-10の別画像
超解像処理の画像(縮小表示しているので、画像をクリックすると大きな画像になる)
QV-770の640✕480の元画像
超解像処理で1920 × 1440にした画像(縮小表示しているので、画像をクリックすると大きな画像になる)
オートフォーカスなどない固定焦点で撮影した画像なので元々が良くないけれど、全体が崩れずに拡大できているだろう。
初期の携帯電話の写真も画素が少なかったので、印刷しようとすると無理があるので、このアプリが有効だと思う。
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