里山の様子を見に

今日は「測量の日」、「雲仙普賢岳祈りの日」、「ウェストン祭」。

台風の影響で昨日から今日の昼まで雨が降り続いていて、二日で降水量が290mm位になった。

これほど雨が降ったのは二十数年見ているが初めてのようだ。

深夜には１時間に40mm位の激しい雨が降っていた。

里山の様子が心配だったので、合羽と長靴で完全武装で雨の中里山に行ってきた。

現地につくと台地から流れ出す水で道が川になっていた。

里山の入り口の水田は低い場所にあるので流れ込んできた水で池のようになっていた。多分水深は50cm以上あるようだ。

水は県道まで流れだしていて、車が徐行しながら走っていた。

水の浅いところを探しながら道を谷津田に向かった。

途中、住宅の前の蓋のある水路の上に、上流の溜池から雷魚が流されてきていた。

ブラックバスの幼魚も沢山流されてきていた。

途中水位の深い場所があって、長靴の中に水が入ってきてしまった。

道が曲がる場所で車が水路に落ちていた、どうも夜に道を知らないブラックバス釣りに来た人が無理に入ってきたのだろう。

池からの水路は溢れていて、水田も反対側の台地からの水で溢れていて勾配のある道は流れが速い川になっていた。

道にアメリカザリガニが出てきていて威嚇された。

水の流れが速く深いところもあったので、元の道に戻り流れのない道で溜池まで行ってみた。

溜池は水位が上がっていて、余水吐きから激しく水が流れていた。こんな日でもブラックバス釣りをしていた。

余水吐の上流側を見ていると、頻繁に小魚の群れが流されていて、時折大きな魚が流されるのが見えた。

下流の小川も溢れていて水面が広がっていた。

雨が数ミリほどだったのに流れが激しかったので、夜間の雨量が多い時は危険だったと思う。

この溜池は20年くらい前に一部決壊したことがあった。その時は雨ではなく遮水壁の漏水によるパイピングが原因で、矢板を打って補修したので、今回の大雨でも問題なかったようだ。

【観察した野鳥】
キジバト、アオサギ、ダイサギ、ホトトギス、ハシブトガラス、ハシブトガラス、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ　12種