核戦争の恐怖
今日は「広島平和記念日」、「広島原爆忌」、「World Wide Webの日」、「太陽熱発電の日」、「ハムの日」。
敗戦から78年も経ってくると、戦争の経験者が高齢になってきてどんどん少なくなってきていて、戦争の記憶がリアルな情報として伝えられなくなってきいる。
昭和10年代後半に生まれた世代以降は、戦争の実際を知らない世代だ。
政治家も同じだからアメリカの植民地でしかないのに、自民党政権は国力があると勘違いして軍備を増強して戦争する気になっている。
確かに、戦争は破壊を前提とする巨大な消費だから、産業界の金に目がくらんだグループが政権を支持するという馬鹿なことになっている。
第一次世界大戦までの戦争は、局地的で前線だけで行われていたけれど、それが第一次世界大戦で相互の国全体で行われる全面戦争になってしまった。
そのため、非戦闘員など関係なく殺戮の対象となってしまってしまった。
それが第二次世界大戦以降は原爆を始めとする大量破壊兵器の開発が進み、人類消滅につながる状況になってしまっている。
原子爆弾、水素爆弾、中性子爆弾の恐ろしさは、実際に広島、長崎で明らかになっているように被害が長期間に渡り、通常兵器とは全く違っていることだ。
被爆国の日本が国を上げてもっと核爆弾の恐ろしさをアピールしなければならないのに、はだしのゲンを広島市の平和教育副教材から削除する動きや、公立図書館で閲覧制限する動きなど
それを忘れてしまったのか、知らないのか現在、ウクライナ戦争で抜き差しならない状態にあるロシアが小型の戦略核であっても、使えばヨーロッパは破滅する可能性は否定できない。
一番心配なのは、核兵器よりも原発で、通常兵器のミサイルを原子炉でなくても使用済み燃料プールに打ち込めば長期間の汚染と破壊ができるので、そちらの方がダメージが大きくなるだろう。
原発があるかぎり核抑止力など関係ないような気がする。
| 固定リンク
コメント