八戸苫小牧航路

八戸港に入るまでの時間海鳥を観察するために日の出前に準備をして甲板に上がった。

東通村沖を過ぎて六ケ所村沖に入るエリアから観察を始めた。

海上に数百から千羽位のオオミズナギドリの群れが海面に降りて餌を獲っている様子が曇り空で暗いのでシルエットのように見えていた。

ハジロミズナギドリやアホウドリ類が混じっているようだけれど、距離があったので確認は難しかった。

八戸港に隣接した三菱製紙の八戸工場が見えてきた。

八戸港フェリーターミナルに到着して苫小牧行きのシルバー プリンセスに乗船するまでの１時間ほどを食事をしながら過ごした。

シルバー プリンセスに乗船して荷物を船室に置いて甲板に上がって出航を待っているとヒヨドリの渡りの群れが通過した。

ハシボソガラス、ハシブトガラス、イソヒヨドリなどを見ながら八戸港を出航した。

下北半島沖を通るので東北電力と東京電力の東通原発が見えた。

ウミスズメが飛んできて着水するところなどを見ていると、小鳥が何種類も船の横を通り過ぎていった。

カワラヒワの群れ

コホウアカの群れ

ハジロミズナギドリが次々と出現してきた。

コアホウドリ

海面にニュルッと何かが出てきたが、マンボウのようだった。

尻屋崎に近づいたところで、クロマグロが魚を追って飛んでいるのが沢山見られた。

コビレゴンドウの群れに遭遇した

オオミズナギドリも集まっていた

【観察した野鳥】
オオハクチョウ、カンムリカイツブリ、コアホウドリ、クロアシアホウドリ、アホウドリ、（フルマカモメ）、オオミズナギドリ、ハジロミズナギドリ、カワウ、ウミウ、ミツユビカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、トウゾクカモメ、ウミスズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、ヒガラ、ヒヨドリ、メジロ、ツグミ、イソヒヨドリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、カワラヒワ、コホオアカ　27種