稲刈りが始まった里山散歩

今日は「ワイシャツの日」、「アウトドアスポーツの日」。

昨日のような強風は収まって優しい日差しの秋の日になった。

ようやく谷津田の稲刈りが始まった里山散歩にでかけた。

里山の林はナラ枯れの被害木が目立って増えてきた。

大きく育ったクヌギ、ナラの木が枯れて林の中に明るい場所が開けて、若い木が育つという林の自然更新の一種と考えても良いのかもしれないけれど、枯れた木が倒れたり、枝が落ちたりして事故が起こる心配がでてくる。

水が枯れかけた池は、先週の雨で少し水面が広がってきたのでちょっと安心だ。

相変わらず鳥の姿は目立たないけれど、渡りの途中のカケスが多く見られた。

先週までアキアカネが少なかったけれど、ようやく群れが戻ってきたようで、水田や池、湿地の上に沢山のアキアカネが舞っていた。

産卵を始めたアキアカネ

ミゾソバの花が増えていて、例年のように絨毯になっていた。

里山で一番色のきれいなミゾソバの花も咲いていた。

イチモンジセセリ

エノキにアカボシゴマダラの幼虫がいた。

ミゾソバの花の蜜を吸いにヒメクロホウジャクがきていた。

ちょっと羽がボロボロになったモモノゴマダラノメイガ

ピンクっぽい色のコカマキリ

秋の里山散歩のお楽しみのミツバアケビの実が大きくなってきた。

【観察した野鳥】
キジバト、アオサギ、ダイサギ、トビ、モズ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ホオジロ　17種