ジャパン・バード・フェスティバル2023 二日目
今日は「津波の日」、「世界津波の日」、「雑誌広告の日」、「Burn ALL GIFs day」、「電報の日」。
山階鳥類研究所の見にレクチャーを聴くために早めに我孫子駅前から連絡バスに乗って手賀沼親水公園に向かった。
少し時間があったので、鳥の博物館の3階のテラスから開催直後の風景を撮ってみた。
2018年の時の展示状況と比較してみるとやはり規模が小さくなっている。
やはりCOVID-19の影響が長引いてしまっているし、予算的な問題もあるのかもしれない。
2階の企画展示「猛禽」を見た。
剥製と骨格標本の展示だけれど、非常に分かりやすく内容が充実していた。
トビが狩りが下手なのは脚が貧弱だからという話もあるので、同じくらいの大きさのノスリやハチクマの脚と比較してみると明らかに貧弱だった。
オオタカ、ハイタカ、ツミの飛翔時の識別についての展示はわかりやすい。
時間が迫ってきたので急いで山階鳥類研究所に向かってレクチャーの整理券を貰いに行くと残り2席で滑り込みセーフ。
鳥研に入るのは20年以上前で、標本庫でミヤコショウビンとカンムリツクシガモの剥製を見せてもらったのを思い出した。
山崎剛史さんの「実は 2 種いたアホウドリ、名前はどうなる? 」を聴講した。アホウドリ保全の問題、アホウドリとセンカクアホウドリの2種となることが分かった経緯、種が分かれることによって生じる学名の問題とタイプ標本など興味深い内容だった。
現在の学名Phoebastria albatrusはセンカクアホウドリに当てられ、アホウドリには新しい学名が当てられることになるようだ。標準和名も新たに決まることになるだろう。
種の識別については、嘴の大きさだけのようで、他は足輪がついているかいないかしか無いようで、野外では識別は相当難しいようだ。
昨日手賀沼の鳥を見る時間がなかったので、湖岸線を滝下公園まで十月桜の花見をしながら往復してみた。
木々の葉はまだ落ちていないし、アシ原も枯れ上がっていないので見にくかったけれど、冬鳥が随分戻ってきていた。
沼の中ほどを船上バードウォッチングの船が通っていった。来年は乗ってみようかな。
キジのオスが目立つところにでてきた。
エナガの群れに遭遇した。
会場に戻って昨日よく見ていなかったブースを回り、知り合いと挨拶したりしたが、昨日よりも人でが少ないようで、飲食のテントで人があまり並んでいなかった。
土手の上の光学機器メーカーの展示は例年通り賑わっていた。きたきつねはもう新しい機器は不要なので遠くから見るだけ。
【観察した野鳥】 キジ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、オナガガモ、コガモ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、ユリカモメ、ミサゴ、トビ、カワセミ、コゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、メジロ、ムクドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ、アオジ 33種+コブハクチョウ、ドバト
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