一人バードソン
急に一日空いたので、急遽遠くまで鳥を見にゆくことにした。
九十九里から飯岡漁港、外川漁港、銚子漁港、波崎漁港、利根川のアシ原、稲敷市を巡るコースも考えたけれど、このコースは大寒を過ぎてからのほうが良いからまだ早いと思ったので、霞ヶ浦西浦中岸から霞ヶ浦大橋を渡って鉾田市の大竹海岸、潮来市の潮来白鳥の郷、潮来県民の森、稲敷市の浮島湿原、西の洲、稲波干拓を回ることにした。
結果は、クロハラアジサシやエナガなどいくつか見逃しはあったけれど78種+外来種2種ということで久しぶりに70種超えになった。
帰りに浮島で九十九里のコースを回ってきた友人と会ったけれど、空振りだったようで良い選択だったようだ。
霞ヶ浦は非常に多くのオオバンが越冬していて、朝には湖上で塒をとっている100羽を超える群れが幾つも浮かんでいる。
蓮田の収穫作業は進んでいて、収穫が終わった場所が増えてきている。完全に収穫が終わった蓮田は水を落としているので、乾燥していてシギ・チドリは見られないので、水が引き切る前の蓮田を探すことになる。
全体にタシギが多く、他のシギ・チドリは少なかった。
それでもハマシギの群れを見ることができた。見ていると飛び回りながら降りる場所を探しているようで、収穫作業で人が多かったので、湖の中にある消波工に降りた。
霞ヶ浦では昔はホオジロガモが少なかったけれど、東日本大震災以降大きな群れが入るようになっている。
エサが沖にいるようで、あまり岸に近くにいないのが残念なところだ。
土浦の蓮田の防鳥網の支柱には猛禽類がとまっていることが多く、ノスリが近かった。
収穫後の蓮田にはオオバンやカモが入っていて、クズレンコンを食べている。
大竹海岸では、クロガモ、ビロードキンクロ、沖にアビ類やカイツブリ類、ウミスズメが浮かんでいた。
クロガモが一番多く幾つもの群れを見ることができた。ビロードキンクロは2羽だけだった。
アビ類はスコープでは確認できるけれど、波の間で潜水写真で記録するのは非常に難しかった。
海岸で釣りをしていた人が何かを釣り上げて持ってきたので見るとカニだった。
潮来白鳥の郷ではコハクチョウとオオハクチョウが見られたけれど、いつものことだけれどそれ以上にオナガガモが多かった。
以前はコブハクチョウが多く、北海道のウトナイ湖からの渡りがあったけれどいまでもあるのだろうか。
稲敷では堤防道路から蓮田を見てみるとオオハシシギの21羽の群れがいた。
帰りに妙岐ノ鼻のトイレに寄ったところで、偶然友人と出会ったので話をしていたらハイイロチュウヒが飛んできた。
稲波干拓のオオヒシクイは90羽を越えたということだけれど、昨年に比べると少ない。
くもりだったので夕日が綺麗だった。
最終的にバードソン的な結果になってしまった。
【観察した野鳥】
キジ、オオヒシクイ、コハクチョウ、オオハクチョウ、オシドリ、オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ビロードキンクロ、クロガモ、ホオジロガモ、ミコアイサ、カイツブリ、アカエリカイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、アビ、オオハム、シロエリオオハム、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タゲリ、セイタカシギ、タシギ、オオハシシギ、クサシギ、タカブシギ、イソシギ、ハマシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、ウミスズメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイイロチュウヒ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、モズ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、シメ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 78種+コジュケイ、ドバト
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