梅の花がほころび始めた
今日は七十二候の「水沢あつく堅し」、「左遷の日」、「お詫びの日」、「朝日新聞創刊の日」、「雷記念日」。
快晴で強めの西風が吹いて寒い一日。こんな日は西日本と北陸地方は吹雪になっていることだろう。
玄関先の小さな梅に花が4輪咲いていた。去年までは数輪だったけれど、今年は沢山蕾があるので楽しみだ。
溜まっている本を読んで、原稿も書いてしまおうと思っていたけれど、全く予定通りにならないもので、半分も進まなかった。
夕方からはついテレビで大相撲をみてしまった。
集英社の月刊誌「青春と読書」の2月号に芥川賞作家で臨済宗僧侶の玄侑宗久さんのインタビューが載っていた。新しく出版される「むすんでひらいて 今、求められる仏教の智慧」の宣伝なのだけれど、中な面白い内容だった。
中でも、聞き手が「人間が死んだらすべてがなくなるのではなく、どこか魂が残っているというふうにお考えですか」というふうに聞いたところ、魂があるという答えではなく、日本の祖霊信仰としての魂について話して誤魔化したところが興味深かった。
釈迦は難無記といって死後の世界については語らなかったことと符合する。
確か歎異抄のなかでも親鸞聖人は「念仏は死者のためのものではない」というような言葉があったはずだ。
難無記については10年ほど前に立花隆さんのNHKスペシャルの臨死体験について書いている。
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