« 4月中旬の陽気 | トップページ | 筑波実験植物園 »

2024/02/15

霞ヶ浦パトロール

20240215_1

今日は「春一番名付けの日」、「涅槃会」。

今朝は2℃位だったけれど放射冷却で畑は真っ白だった。ところが日中は最高気温が21℃を越えて4月下旬から5月上旬のような陽気となった。

昼前から南向きの強い風が吹き始めて気温が急上昇した。

気象庁は関東地方に昨年より14日早く春一番が吹いたと発表した。

今日は一日時間がとれたので、強風の予報だったけれど、霞ヶ浦の中岸から霞ヶ浦大橋を渡って左岸を通って稲敷までの霞ヶ浦沿岸をパトロールしてきた。

午前中は無風に近いほどで、霞ヶ浦の水面は波もなく穏やかだった。

この時期は、冬鳥は渡りに向けて活発に餌を探して、動き回るので見やすい時期になる。

午前中の中岸は逆光の場所が多くなるのだけれど、立春が過ぎて太陽の位置が変わってきているので、大分見やすくなってきた。

今回はホオジロガモが比較的近く、光線もいい条件で見ることができた。

毎年越冬している左目に傷のあるシロカモメが、飛来直後に見られただけで、長い間見られなくなっていたけれど、戻ってきていた。

20240215_9

沖にカワウが集合して潜水を繰り返して魚を捕っていたので、水面に波ができていて、キラキラしていた。

20240215_2

ミサゴが比較的近くの杭の上に止まっていた。

20240215_3

ツグミが2羽で争っていたので、よく見るとアカハラでツグミを追い払った。

20240215_4

かすみがうら市の有機栽培の蓮田にはタシギが沢山いるので、見ているとハマシギの群れがいた。

20240215_5

ハマシギの中にオオハシシギが1羽混じっていた。

20240215_6

道の近くでタシギは採餌に夢中だった。

20240215_7

行方市の湖岸線を移動していた時に急に強い風が吹き始めて、湖面は波立ち始め、波が高い岸に近いところにいたカモが一斉に沖に向かって動き始めた。

20240215_8

強風の中、カモメが飛んでいたけれど、逆風で空中で止まっているようだった。

20240215_10

道路上にオオバンが車に轢かれて死んでいた。霞ヶ浦では蓮田の防鳥網にかかって死んでいる鳥が多いけれど、車に轢かれることもあるようだ。

20240215_11

【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、ホオジロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、バン、オオバン、タゲリ、コチドリ、タシギ、オオハシシギ、ハマシギ、ユリカモメ、シロカモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ノスリ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、セッカ、ムクドリ、アカハラ、ツグミ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 53種+ドバト

|

« 4月中旬の陽気 | トップページ | 筑波実験植物園 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« 4月中旬の陽気 | トップページ | 筑波実験植物園 »