早良 朋:へんなものみっけ! 10
地方都市なのにハイレベルな学芸員と展示施設を擁する「かなで山博物館」を舞台に博物館のかかえる問題やいろいろなトピックスを題材にしたコミックスで、小学館の月刊スピリッツに連載中だ
「へんなものみっけ! 10」は、春にスズメバチの女王が1匹で巣を作り、子育てをして大きな群れにする話、ワニの標本を通して博物館の展示についての話、新種のツクバハコネサンショウウオの発見の話、植物フェスの話、博物館コラボフィギュア作りの話とトピックスを取り上げている。
ハコネサンショウウオを発見者の新種発見のチャンスについて「なんでも良く見て『自分の”違和感”を信じる』。」というセリフが良かった。
もなんでも沢山良く見ていれば「違和感」を感じるときがあるもので、それが発見につながったり、事故を未然に防いだりできる秘訣なのだろう。
フィギュア好きのきたきつねは、海洋堂をモデルにした海鳴堂に博物館コラボフィギュアを作ってもらう話で、懐かしいチョコエッグの話題や造型師の話が気に入った。
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