鶴岡市の加茂水族館と致道博物館など
今日は「旅の日」。
カミさんのリクエストでクラゲで有名な鶴岡市の加茂水族館に行くことにして、早朝5時半頃に出発して、休憩を取りながら昼前に到着できた。
途中の常磐道、磐越道、東北道、山形道は空いていて順調に進むことができた。このコースはCOVID-19になる前の2016年まで毎年のように飛島に鳥を見に行くときに通った道だ。
昼食は遠回りして酒田のさかた海鮮市場で寿司を食べてから水族館に向かった。途中の道で制限速度50km/hの道をゆっくりふらついて走る車があって、追い抜いた時に確認すると顔を赤くした年寄が運転していて最近では珍しい酔っ払いのようだった。
水族館は平日なので空いていてゆっくり見て回ることができた。7月から入場料値上げになるようだ。
この水族館は2回目で2016年に飛島への定期船が欠航した時にいったことがある。
入ってすぐは、近海で見られる魚が展示されていて、よく知っている魚が多いし、食べたことがあるので美味しそうと思ってしまう。
タコやカニも美味そうだ。
館内は照明を落としていて暗かったので、コンデジではなかなかきれいに撮れなかった。
ノーベル賞の下村先生で有名になった発光展示中のオワンクラゲ
キャノンボールジェリー
アトランティックシーネットル
コティロリーザツベルクラータ
オキクラゲ
ブラックシーネットル
解説ステージでクラゲの生活史を教えてもらった。日本中の水族館でクラゲの展示が増えていいるけれど、この水族館が開発した飼育方法や繁殖方法を使っている。
大型の円形水槽
コンパクトだけれど水槽などの環境整備が行き届いている。
鶴岡市内の鶴岡城址にある致道博物館に向かった。ガソリンが不安になってきたので途中ガソリンスタンドを探したけれど、なかなか見つからないのとレギュラー1L当り187円という価格にビビって、安いスタンドを探すけれどもない。市内中心部で182円のスタンドを見つけることができた。日頃、1L当り159円で給油しているので、地方に比べて随分優遇されているなと感謝しなければいけない。
致道博物館は旧庄内藩主の酒井家の土地や文化財の寄付を受け、博物館とした施設で、もともとあった建物に加えて文化財的な建物を移築して、その建物を展示施設として活用し、考古、民俗、歴史に関する資料を展示していた。
重要文化財旧西田川郡役所では、1階ではドールハウスとアンティークのミニチュア洋食器が常設展示されていて、2階では特別展「大名 酒井家の名宝」が開催されていた。
ミニチュアが好きなきたきつねは、ドールハウスをじっくり鑑賞することにした。近年は材料や道具類が充実してきているので以前よりもずっと精密なドールハウスが作られているようだ。
考古関連の資料も展示されていた。
茅葺屋根の旧渋谷家住宅には農業関係の民具類を見ることができた。
昔の夜具のかいまきが興味深かった。きたきつねも冬にはもう少し薄い丹前をかけ布団の下に着て寝たものだ。
茅葺屋根だとつい屋根裏の構造がきになってしまう。
民具の蔵、重要有形民俗文化財収蔵庫では漁業、海運、農業関係の資料が展示されていていた。
木蝋を絞る道具
提灯の型
赤土人形
致道館博物館を見た後、同じ公園内にある「蝉しぐれ」、「半生の記」、「たそがれ清兵衛」などおなじみの藤沢周平記念館を見学。
記念館を出る頃には、雲行きが怪しくなってきて、風が強く、雨も落ちてきた。
駐車場に向かう途中で荘内神社に参拝して、急いで車に戻った。
酒田のさかた海鮮市場に戻り昼食は特上寿司ランチだったので、夕食は二階の海鮮どんやとびしまで海鮮丼を食べてきた。
とびしままるは海況が悪く欠航で、駐車場には車が沢山あったので、皆さん島流し状態のようだ。
ホテルに着くと雨風が強くなってきてたのに、チェックインが遅かったので、離れた駐車場しかなかったのは、予定になかった。
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