うどんげの花
今日は七十二候の「筍生ず」、「沖縄本土復帰記念日」、「5.15事件記念日」、「国際家族デー」。
天気の変化が大きくて平年並みが続かずに夏日。
午前中は腰のリハビリ。珍しく空いていて1時間で終了。
玄関先のアブラムシがいっぱいの梅の木でテントウムシ一族が活躍中だけれど、ようやくクサカゲロウがやってきて卵を産んでくれた。
クサカゲロウは、英名aphis-lions(アブラムシのライオン)と呼ばれるように幼虫はアブラムシを食べ尽くす天敵だ。
写真を撮っている時に気が付かなかったけれど、もうクサカゲロウの卵に寄生蜂が来ていた。
クサカゲロウの卵は、うどんげの花というのだけれど、昔は植物と思われていて、珍しいので、三千年に一度咲く「優曇華の花」になぞられて名付けられたようだ。
めったに起こらないような幸運にめぐりあうことのたとえとして「優曇華の花が咲く」があるし、「うどんげの花」を見るときたきつねの頭の中では時代劇の敵討ちの場面の常套句「盲亀の浮木、優曇華の花待ちたること久し、此処で逢うたが百年目!」という言葉がリフレインされる。「いざ尋常に勝負勝負」と続いて、チャンバラが始まる寸法になる。
多分、落語の敵討ちの場面で出てくるので覚えてしまったのだろう。
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