見どころたくさんの里山散歩
天気が良くなったので里山散歩にでかけた。
昨日の雨で、池の水位が順調に回復しているようだ。途中の道には水たまりや泥濘んだところもあったが、気温もそれほど高くなく快適な散歩となった。
いつものように、虫や植物など見どころたくさんで予定時間を大幅に越えそうになった。
木の葉が茂っているで林の鳥は非常に見づらい。水田の上をツバメが舞い、アシ原ではオオヨシキリが囀り、林の上をホトトギスが鳴きながら飛び回り、池ではカイツブリが鳴いていたが、サシバが見られなかった。
五月蝿く啼くガビチョウは、里山に定着してしまったようだ。
小川沿いの道のアズマネザサでオニヤンマが羽化していた。飛べるようになるにはもう少し時間がかかるようだ。
アジアイトトンボがおつながり(連結交尾)していた。
ヤマトシジミのオスが翅を震わせながらメスに迫っていた。
ウマノスズグサにジャコウアゲハの大きな幼虫が頭部の肉角(臭角)を出していた。
ヨツスジハナカミキリ
クズの葉にラミーカミキリがいた。近くにカラムシがあったので、一休みしていたのだろう。
キリギリスが鳴いていたけれど、眼の前にいたのはヒメギスだった。
久しぶりにトウキョウヒメハンミョウを見ることができた。
シオヤアブのメスがいた。
見たいと思っていたオバボタル。右の触覚が折れている。
アズマカニグモかヤミイロカニグモのメスが卵嚢を守っていた。両種は模様の変異があって識別が難しいらしい。
ヤブカンゾウの花が咲いていて、去年よりも広がっているようだ。
ウワミズザクラの実が赤く色づいていた。今年は不作のようで、実がまばらにしか付いていない。
去年は雑草に埋もれて見づらかったハンゲショウの群落が、草刈りをしたのでよく見えるようになっていた。
梅雨に入って色々なきのこがでていて、今年も大きなアカヤマドリが見られるようだ。
赤紫のハナオチバタケ
ナラタケの仲間かもしれない
【観察した野鳥】
カルガモ、カイツブリ、キジバト、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ホトトギス、トビ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、、オオヨシキリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ 19種+コジュケイ、ドバト、ガビチョウ
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