もう一息で猛暑日
今日は「UFOの日」、「ドレミの日」。
最高気温が34.5℃ともう一息で猛暑日。天気は良いけれどこんな日は大人しくしているに限る。
茨城県は千葉県についで落花生の生産地で、落花生の黄色い花が咲き始めた。花が枯れるとそこから子房柄(しぼうへい)がのびて地面にささり先がふくらみ落花生の実になる。
それでも燃えるゴミの日だったので、午前中の涼しいうちに、庭で繁茂しているチェリーセイジやアジサイを刈り込んだ。
午後は納戸のワードローブに放置していたスーツを夏冬1着づつを残して処分することにした。
仕事を止めて13年目で喪服は数回、スーツは1度しか着ていないからいらないようだけれど、何かの拍子に着ることがあるかもしれない。
ネクタイも結構な数あるけれど、大部分はアメ横の昔3本1,000円の店で買ったものだから、処分するのは簡単だ。
アメ横のネクタイ屋は、NHKテレビのアナウンサが贔屓にしていた店で、毎日テレビに出ているので同じネクタイをしていると、視聴者から投書や電話がくるので、毎日違うネクタイをするために見つけたらしい。
ネットで「『自転車に乗るのが不安』で病院に来た90代男性が豹変!医師に突然キレた驚愕の理由」という面白い記事をみつけた。
自転車に乗るのを不安に感じた90代の男性が医師に相談したので、補助輪が付いたような高齢者用の自転車を紹介したところ、その男性は「そんなものは、年寄りが乗るもんだ!」と激昂したという話だ。
この記事は、年をとったと自覚していない高齢者が非常に多く、「年をとったらこうなる」という具体的なイメージを持っている人がほとんどいないという内容の記事なのだ。
そういえば最近ウェブでニュースを発信するつくば・土浦の地域メディア「NEWSつくば」につくば市の看取りの医者平野国美さんが「『死が遠ざかった』今の時代(2)」というコラムを書いていて、そのなかでも「多くの人が年老いることや死を『理解できない』か『受け入れられない』ということを書かれていたのを思い出した。
きたきつねは、加齢による体の変化をしっかり感じていて、死への具体的なイメージを持っていると思っているけれど、意外と自分だけは若く、死と関係ないと思っているひとが多いのかもしれない。
核家族化が進み身近に加齢や衰弱、死が稀になってしまったことがあるのだろうか。買い物に出かけると高齢者は沢山いるのだけれど、外出できるほど元気なひとだからということもあるかもしれない。
そういえば、70代、80代の女性が「おばあさん」と呼ばれるのを拒否したり、孫におばあさんと呼ばせなかったりすることと関係があるのかもしれない。
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