急に夏になった里山散歩
自然農の田んぼの田植えは終盤になってきていた。不耕起の水田に成苗の1本植えだ。
果樹園のミカンの花が咲き始めた。まだ、苗を植えて1年目なので実は期待できないだろう。
ガマの花が咲き始めていた。穂の部分が雌花で先端の尖った部分が雄花で、秋には芥子粒よりも小さい実がなる。
小さな丸い葉に光沢があるのでテリハノイバラの花が咲いていた。赤い実は強い下剤作用,利尿作用があるので生薬として使われるらしい。
ヒメコウゾのオレンジ色の実が熟していた。この実を食べたことがない人には経験することを進めている。一口目の味は甘くて美味しいけれど、サポニンを含んでいるためかゼリー状でぬるっとした食感があるのが残念な実なのだ。ヒメコウゾの実も楮実子といって漢方薬の原料になるようだ。
ウマノスズグサにジャコウアゲハの幼虫が目立ってきた。
葛の葉の周りにツバメシジミがいた。
スジグロシロチョウのメスが産卵しているのを見ることができた。
背中が金色に光っているシロカネグモ属のクモ(多分オオシロカネグモ)がいた。
相変わらずガビチョウが五月蝿く囀っていて小さな鳥の声が聞きづらい。2羽のトビが2羽のノスリと空中戦をしていた。里山でノスリを見るのは珍しい。最初、逆光のシルエットだったのでサシバではと思ったけれど、写真を拡大してノスリと確認できた。
【観察した野鳥】
カルガモ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、ホトトギス、トビ、ノスリ、コゲラ、ハシブトガラス、ヤマガラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、、オオヨシキリ、ムクドリ、キビタキ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ 19種+ガビチョウ
| 固定リンク
コメント