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2024/07/01

半夏生ず

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今日は七十二候の「半夏生ず」、「釜蓋朔日」、「山開き」、「海開き」、「生保護制度施行記念日」、「ウォークマンの日」、「函館港開港記念日」、「東海道本線全通記念日」、「国民安全の日」。

未だに半夏(カラスビシャク)が見つけられない。しかたがないので、今年もドクダミ科のハンゲショウの写真。

体調が悪かったり、天気が悪かったり、用事が入ったりでフィールドに出かけられないことが多くちょっとストレスが溜まっている。

先月末で日本野鳥の会を退会した。会員歴37年間だった。

長年、支部の探鳥会やHPの管理などボランティアしてきたけれど、老人になって耳も目も衰えてしまったし、残り少ない自分の時間を無駄に思えるようなボランティアに使うこともないだろう。

きたきつねが野鳥の会に入会したころは、本部も会報や図鑑、識別ハンドブックなどバードウォッチングのための情報の提供をしていたが、公益財団法人になってから自然保護団体としてバードウォッチングは事業の一部の扱いになってしまったので、一度辞めようと思ったけれど、支部で探鳥会などをしていたので今まで辞めずにきてしまった。

支部と言っても、日本野鳥の会の看板を背負った地方の野鳥の会は財団法人とは組織としては予算的にも人材的にも全く関係のない不思議な立ち位置なのだ。そのため現在は便宜的に支部と呼んでいるだけで、財団法人と関係なのに支部と名乗るのはおかしいということで、正式名称に支部は使われていない。

支部の組織も、NPOとして法人格をもつところもあるが、大部分は任意団体でほとんど無給のボランティアで維持されているところが多いから、友の会やクラブ活動なのだ。

アメリカには、バードウォッチングのための団体のABA(American Birding Association)があって、珍重情報の提供、チャックリスト、図鑑、探鳥地ガイド、グッズの販売、イベントの開催などバードウォッチングをサポートしている。

ABAのような組織が日本にあればよかったのにと思いながら、残りの人生バードウォッチングを楽しむことにしよう。

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