霞ヶ浦パトロール
今日は「一年の折り返しの日」、「ユネスコ加盟記念日」、「郵便番号記念日」、「うどんの日」。
曇りの予報が、青空が出て日差しが強く何日か振りに真夏日だった。
NPOの会報の発送の手伝いで土浦市にでかけたので、少し遅かったけれど10時過ぎに土浦市の手野からかすみがうら市田伏を通って霞ヶ浦大橋を渡り、行方市の湖岸線から潮来市の北利根橋から稲敷市本新から浮島、甘田入り干拓、西の洲干拓から湖岸線を古渡までの霞ヶ浦パトロールにいってきた。
この時期、霞ヶ浦周辺は鳥の種類は多くないけれど、時折変わったものがでることがあるのでちょっとだけ期待してでかけた。
特に変わったものは出なかったけれど、不思議なのは例年そこそこの数のオオバンが見られるのだけれど、1羽も見なかった。それと居残りのカモも一定数いるのだけれど、非常に少なかった。
アシ原のオオヨシキリは、そろそろ子育て終盤でオスの囀りが適当になってきていた。7月中旬辺りからオスが鳴かなくなってくるだろう。
大きなアシ原になっていた甘田入り干拓は水田造成工事が進んでいて、完成した水田では稲が育っていた。コジュリンが測量のポール上で囀っていた。
西の洲干拓もそろそろ水田の造成が始まるだろう。甘田入り、西の洲の両干拓地は長い間湿地からアシ原となっていて、夏にはオオセッカ、コジュリン、サンカノゴイ、冬にはチュウヒ、ノスリ、コミミズクなどが越冬してていたが、水田になると見られなくなるだろう。
浮島の妙岐ノ鼻では一時、オオセッカが極端に少なくなっていたが、最近は昔のように囀りながらディスプレーフライトする姿が多く見られるようになってきていた。
居残りのカンムリカイツブリがいた。霞ヶ浦の北浦ではカンムリカイツブリが繁殖しているらしい。
越冬のミサゴがいなくなって寂しいけれど、夏にも少ないけれどミサゴが魚をとる姿が見られる。
チョウゲンボウは相変わらず愛想が悪い。
遠くの蓮田の上をクロハラアジサシの群れが舞っていた。少なくとも15羽はいるようだ。帰って写真を見ていたらハジロクロハラアジサシの若鳥が1羽混じっているようだ。
【観察した野鳥】 マガモ、カルガモ、カンムリカイツブリ、キジバト、カワウ、ゴイサギ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、コチドリ、クロハラアジサシ、ハジロクロハラアジサシ、ミサゴ、トビ、チョウゲンボウ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオセッカ、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、コジュリン 31種+ドバト
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