ウトナイ湖を散歩
新千歳空港から茨城空港へは早朝と夕方の2便しかないので、17時45分発の夕方便にしたので時間がたっぷりあるので、空港近くのウトナイ湖を散歩することにした。
調べてみるとJRと路線バスで行けることが分かったけれど、路線バスは1時間に1本しかないことが判明した。といってレンタカーを借り、返却するにも時間がかかるので、公共交通を使うことにした。
札幌駅からエアーポートライナーで一旦新千歳空港まで行き、荷物を預けてそこから苫小牧行きの路線バスに乗りウトナイネイチャーセンター入口で下車して徒歩でネイチャーセンターに向かった。
ウトナイネイチャーセンターの散策路をしっかりあるくのは随分昔だったので、一応全部周り、ウトナイ湖野生鳥獣保護センターまでの散策路を通り、道の駅のバス停まで歩くことにした。
歩き始めた時には、アカゲラとヒヨドリの声しか聞こえず、タイミングが悪かったと思い歩いていると、途中道が水没している場所が何ヶ所もあって非常に歩きづらかった。
とうとう道路が長靴が必要なほど完全に水没している場所に行き当たり、眼の前の木道まで行くのが無理になった。地元のひとがいて、戻ったほうが良いとのことで、戻りかけてGoogleマップで確認するとショートパスできる場所を見つけて林の中を突っ切って道に出た。
先ほどの地元の人がいる場所に行くとやはり鳥が少ないとの話で、一緒に少し待っていると木道の先にいた人が頭の上を指差すので探すとエゾモモンガが木に登っているのが見えた。
野鳥よりも夜行性のエゾモモンガが見られたので嬉しくなってみんなと一緒に撮影会。眼の前の木を登っったり休んだりして楽しませてくれた。そのうち木の上の方に登り飛んでいるところも見ることができた。
ウロウロしていると時間がなくなるので歩き始めると、ハシブトガラ、シジュウカラ、ヤマガラなどが出現した。
少し黄葉は進んでいたけれど、葉がたくさん残っていた。
ウトナイ湖野生鳥獣保護センターへの道は、湖岸にあるので水没箇所が多く非常に苦労して歩くことになった。白鳥やカモ類は少ないだけでなく非常に遠く、マガンの塒入りの時間もないし、空港に戻る時間になったので終了にした。
車移動ばかりで滅多に路線バスに乗らないだけでなく、バス会社によるローカルルールを知らないので、運転手さんに聞きながらもどることができた。
乗換案内の指示通りに道の駅から1分のバス乗り場に向かうと、中央分離帯があって横断歩道のない4車線のトラックがブンブン走る向かい側にあったのには困ってしまった。まわりを見渡すと300mくらい先に信号機があったので、そこまで移動して道路を渡ることになった。
ある程度時間に余裕があったし、バスが遅れてきたので良かったけれど、足が悪い人だと大変だろう。
免許返納すると交通手段は公共交通しかなくなるから、今回のような時間の制限をうける旅になってしまう。このことは今年の7月に札幌に行ったときにも感じた。
公共交通がある程度整っている都市の場合に比べると、人口密度の低い郊外や農村部では制約が多くなってしまうことだろう。
そもそも老いが進めば今までのような行動ができるかということもあるので、できるまで動くことにしよう。
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