アユタヤ歴史公園の旅
今日は「議会開設記念日」、「酉の市(三の酉)」、「パレスチナ人民連帯国際デー」、「ダンスの日」。
こぎつねがアユタヤに連れて行ってくれることになった。アユタヤはバンコクから1時間半ほどなので日帰りも可能だったけれど、まごぎつねがいるので一泊することになった。
平日の朝遅くなので道路は空いていて順調に進むことができた。
チャトゥチャック公園の横を通過したけれど、ここは交通の便が良くバードウォッチングもできるらしい。
バンコク郊外に出てしばらくするとスキハシコウが沢山飛んでいた。
アユタヤでは最初に、チャオプラヤ川の岸の山田長政で有名な日本人町跡を見ることにした。
チャオプラヤ川の上にはヒメアマツバメとコシアカツバメが飛びながら虫を獲っているのが見えた
河口から100kmほど内陸だけれどアユタヤは海外貿易の拠点だったようで、最盛期は日本人が1,500人くらい暮らしていたらしい。
資料館でシャムの歴史と日本人町跡から出土した遺物が展示されていた。
貿易に使われた船の模型
場内には日本庭園や神社、鯉のぼりなど日本風の設えになっている。
山田長政の像
目の前の木にオウチュウがとまった。
世界遺産になっているアユタヤ歴史公園は14世紀から18世紀のアユタヤ王朝が貿易で得た莫大な利益を元に数々の寺院(ワット)の遺跡群で、建造物や石像は徹底的に破壊されている。現在は発掘、修復はされているようだ。
最初に木の中に埋まっている仏頭で有名なワット・マハータートを見ることにした。
仏塔の修理の穴にインドハッカが隠れていた。
インドハッカは目立つけれど、チョウショウバトが一番多いような印象がある。頭の上で鳴き声がするので上を見ると照明器具で営巣していた。
木の中にとまったのはオニカッコウのメスかもしれない。慌ててブレブレになってしまった。
隣のワット・チャプラナも見学した。
芝生にオオハッカがペアでいた。
政府の発掘調査によってワット・マハタートとワット・ラチャブラナから発見された黄金の仏像、木彫りの扉、仏像などを展示しているチャオ・サン・プラヤー国立博物館を見に行ったのだけれど、まごぎつねが全部を見るのは無理なので金製品を中心に展示しているThe Ayutthaya Gold Treasure Exhibition Buildingだけを見ることにした。
これだけの金製品が略奪を受けずに残っていることのほうが奇跡だと思う。
みんな疲れたのでホテルにチェックインした。ホテルはチャオプラヤ川の川岸にあっるホテル「サラ・アユタヤ」で、川の対岸にはワット・タイサワンが見えた。
川の上にはヒメアマツバメ、コシアカツバメに混じってハリオハチクイも虫を取っているようだ。ねぐらに帰るダイサギなどが遺跡の上を飛んでいった。
こぎつねは外の屋台でアユタヤ名物の「ロティー・サイマイ」を買ってきた。「ロティー・サイマイ」 はパームシュガーから作られた細い糸の束のような柔らかい飴を米粉で作ったクレープ生地で包んで食べるお菓子で、食べてみたけれど餅っとしたクレープと細い飴の食感が不思議な感じで、甘くて美味しかった。
夕飯は豪華な海老料理のディナーで、ココナツジュースを試してみた。
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