ベンジャキティ公園散策
今日の午前中はBTS(バンコク・スカイトレイン)のアソック駅近くにあるベンジャキティ公園を散歩することにして、徒歩で出かけた。
ほぼ平坦な道路を歩いて1.7kmなので25分程で着く予定だったけれど、途中の横断歩道の信号が異様に長いだけでなく、歩く速度が遅いので40分近くかかってしまった。
スマホのマップソフトが今回も活躍してくれた。公園などについては全く下調べもしていなかったので、まごぎつねが学校から帰って来るまでの時間は自由時間になることに気がついて慌てて調べた泥縄だった。
ベンジャキティ公園は2022年に公開されたビルに囲まれた新しい公園で巨大な人工池の隣に造成された森林公園で総面積は78haの大きな公園で、入口からすぐは人工池を巡るウォーキングやランニングコースや体育館などがあって、奥が森林と湿地の森林公園になっている。
公園の前はタバコ工場だったらしい。
公園の中には遊歩道の他にスカイウォークと呼ばれる園内を上から見ることのできる回廊と湿地の中を巡る道が設置されていて、多様な環境があり、大きな樹木も植えられていて非常によくできた公園のようだ。
今回はスカイウォークを中心に園内を巡ることにした。地面を歩くと樹木に邪魔されるけれど、高い位置からだといろいろなものがよく見える。
造成開始から10年も経っていないようだけれど、野生動物も増えているようで、野鳥も見ることができた。
ただ、今回は街の中で暮らすということで、鳥を見る予定がなかったので双眼鏡や望遠レンズの付いたカメラ、図鑑などは持っていかなかったので、バードウォッチングは裸眼とポケットに入る20倍ズームのコンデジしかなかったのが非常に残念だった。
コンデジだと背面の液晶で撮影するので、解像度が悪く細かなところが写っているのかどうか分からないし、フォーカスが遅いし、手を伸ばした姿勢で撮影するので手が震えてブレてしまうなど大変だった。
スカイウォークから見た湿地と公園を取り囲むビル群。
公園内には沢山野鳥がいて、葉が茂った木の中を動くので探すのが難しかったけれど、コンデジでなんとか撮れたものは識別できた。掲載の写真はすべてトリミングしている。
芝地でインドハッカ地面を突いていた
インドハッカが飛んだ跡にジャワハッカが降りてきた
後ろでガサゴソ音がするので見るとゴミ箱からフィンレイソンリスが飛び出してきて木を登っていった。尻尾しか撮れず。
ハシブトガラスが様子を見に来た。鳴き声がハシボソガラスのように濁っている
オニカッコウが木の上で鳴いているのが見えた
シキチョウはいろいろな場所でよく見られた
ハリオハチクイの群れが飛んできて木の上で旋回したあと木に降りた。上空をヒメアマツバメが旋回していた。
湿地の池にはティラピアが沢山泳いでいた。
ミズオオトカゲを探してみたけれどなかなか会えなかったが、公園の出口に向かう道の横の草の上で休んでいるのに出会うことができた。
疲れたのでベンチに座っていると眼の前の地面にいろいろな鳥が降りてきた。
小さなハトのチョウショウバト
ムナオビオウギヒタキが盛んに尾羽根を広げていた
出口に向かって歩いているとシマキンパラの群れが飛んできて近くの水生植物にとまった。
駅に向かう途中の道にスズメがいた。
帰ってきてマンションの窓から見えた鳥も撮ってみた。
電線にとまったカノコバト
頭の冠羽が写っていないけれどコウラウンのようだ。
帰りにターミナル21のフードコートで昼食を食べたけれど、安くて50バーツ以下でも食事が摂れるので大混雑していた。昨日昼食を食べたプロンポン駅近くのモールのフードコートは80バーツ以上だった。
歩いて帰る元気がなくなってしまったので一駅だけだけれどBTSに乗ることにした。家までなんとかたどり着けた。
今日はとても楽しかったのだけれど、1万6千歩以上歩いたので、帰ってきてから両足が攣ってしまい、痛くて数時間動けなかった。こういうのを年寄りの冷や水というのだろう。
| 固定リンク
コメント