こっそりと雪
今日は「スキー記念日」、「桜島の日」、「パンの日」。
今朝新聞を取りに外に出たら、白い粒が落ちていて、少しだけ雪がふったようだ。
欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」が去年1年間の世界の平均気温は記録が残る1850年以降、最も高く、工業発達以前と比べて初めて1.5度以上高くなったと発表した。
2024年の平均気温は人類が大量の化石燃料を燃やし始めた工業発達以前よりも1.6度高く、過去10年間の気温は記録史上最も高温だったことになる。
パリ協定で世界共通の長期目標として、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前 に比べて2Cより十分低く保つとともに、1.5Cに抑える努力を追求すること」としているが、目標が達成できるかどうかは分からなくなってきたといえるだろう。
地球温暖化がPoint of No Return(引き返せない点)に到達したのかもしれない。
だいたい、二酸化炭素を出さない再生エネルギーといいながら、全体のエネルギー消費を減らすということを考えていないので、再生エネルギーの利用量が増えると最終的に熱の生産が増えるのだから温暖化対策にならない。
原発は、火力発電と違うのは二酸化炭素を出さないだけで、排熱の発生があることを忘れてはいけない。
持続的に発展するためにはエネルギーが必要で、AIをみても一つのシステムで中規模の都市が消費すると同じくらいのエネルギーが必要ということを考えても地球を加熱することは止まらないだろう。
二酸化炭素などの温室ガス発生量を指標とするのは結局まやかしなので、現状のままでは人類の絶滅の可能性は否定できない。
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