4,000mm望遠の世界
部屋の片付けをしていたら昔使っていた1.7倍のテレコンバージョンレンズとレンズアダプターが出てきたので、面白そうなので高倍率コンデジPanasonic LUMIX DC-FZ85に付けて見た。
LUMIX DC-FZ85は倍率60倍のズームレンズで35mmカメラ換算で最大1,200mmの超望遠レンズのカメラで、デジタルズーム2倍を使うと2,400mmの超望遠レンズになる。
1.7倍にすると、換算最大4,080mmになる。
1.7倍のテレコンバージョンレンズは、OLYMPUS TCON-17という10年以上前のモデルで、それほど解像度が良くないけれど、遊んでみることにした。
TCON-17をレンズアダプターに付けて、カメラに取り付けた。TCON-17を直接カメラのレンズに付けるとレンズのズーム機構が正常に動かないので、レンズアダプターが必要になる。レンズアダプターはLUMIX純正のものになる。
コンバージョンレンズを付けるとカメラのズームが低倍率のときには小さな円形画像になるので、35mmカメラ換算で500mmから、4,000mmまでズーム領域で撮影してみた。
遠くの電柱の部品をすべて手持ちで撮影してみたが、光学ズームを使う2,000mm位は天気が良ければ緊急避難的に非常に遠くの鳥などを撮るときには使えそうだけれど、デジタルズームはどうしても記録の写真が必要であれば使えるかなという程度だろう。
ニコンには、高倍率ズームで最大4,000mmのデジカメがあるので、そちらのほうが良いと思う。
どちらにしても高倍率ズームのデジカメは、撮像素子が2/3インチという極小さいものだから、それほど高解像度の写真を望むのは無理だろう。
500mm
1,000mm
参考 ミラーレスカメラの1,120mm
2,000mm
参考 ミラーレスカメラの2,240mm
4,000mm
2,000mmで撮影した飛行機。トリミングなし。
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