苗字布告記念日
今日は七十二候の「魚氷にあがる」、「苗字布告記念日」、「地方公務員法施行記念日」。
写真を撮るヒマがないので、以前東京国立博物館で展示されていた高村光太郎の「老人」。多分50歳代後半か60歳代の老人だろう。
午前中から強い西向きの風が吹き始め夕方まで電線を鳴らしたり、土埃を舞い上げていたりしていた。こんな日は、静かに家にこもっているのが一番。
明治8年(1875年)に「平民苗字必称義務令」という太政官告府で国民は姓を名乗ることが義務づけられたが、夫婦は別姓でよかったということを今朝の朝日新聞の天声人語で知った。
夫婦同姓の家制度が決まったのは明治31年(1898年)の明治民法からで、日本の伝統でもなんでもない。
日本の古来からの伝統などといっている行事が江戸時代や明治時代からだったりするから騙されないようにしなければならない。
「平民苗字必称義務令」がでるまで、武士や苗字帯刀を許された以外の日本人の多くは苗字がなかったので、適当に決めたのだから、別姓の何がいけないのかわからない。
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