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2025/03/20

大統領専用機のエアーフォースワンの後継機問題

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今日は二十四節気の「春分」、「雀始めて巣くう」、「春分の日」、「社日」、「彼岸の中日」、「地下鉄サリン事件」、「LPレコードの日」、「東京国立博物館開館記念日」、「上野動物園開園記念日」、「電卓の日」。

今朝は0℃で畑は霜が降りて白くなっていた。北風が午後から南風に変わり気温が高くなってきた。

ハクモクレンやコブシが咲くと卒業式というイメージが有る。

まごぎつねが遊びにきた。賑やかになりそう。

30年前の今日、オーム真理教による地下鉄サリン事件がおきた。戦後最大のテロ事件で、14人が死亡し、およそ6300人が被害に遭った。

アメリカの大統領専用機のエアーフォースワンの後継機を2017年にボーイングと購入契約を締結して2024年の運用を目指していたかが、遅れていて、さらに4年遅れることになるらしい。

エアーフォースワンは核攻撃を含むあらゆる事態においても国家指導部が機能し続けるための「空飛ぶホワイトハウス」としての役割を果たすための特殊装備が必要なため解決すべき問題があるということだ。

製造のボーイングは、2018年からの737MAXの墜落事故に見られるように急速に技術力が落ちていると言われており、5年連続の赤字で現在ではエアバスに受注台数でも納品台数でも大きく水をあけられている。

1998年にマクドネル・ダグラスを吸収合併してから、株価至上主義へシフトし利益を出すために自前主義から外注依存することになり、社内の優秀な技術者がいなくなっていることが737MAXの事故、787の納品遅延やリチウム電池の発火事故などの根本原因になっているのではないだろうか。

高度な機密を持つエアーフォースワンの後継機を製造するには、外注することは難しいこともあって、完成させることは予定通りにできない可能性もある。

エマニュエル・トッドが2月26日の朝日新聞に掲載されたインタビュー記事のなかで、アメリカはエンジニアになる若者が少なく、ウクライナに必要な武器を生産・供給できなくなっていて、技術者や熟練した労働者がいない状態であると述べていることと、エアーフォースワンの問題は呼応しているのだろう。

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