ブログについて
このブログ「きたきつねの雑記帳」を書き始めたのが2004年3月25日なので今日でちょうど満20年になった。書いた記事数は11,167件になる。
リアルタイムと言えないけれど基本的に毎日書いてきた。人に読んでもらうというよりも、自分の忘備録的な内容になっているので、読者は平均150人程度となっているようだ。
ブログを書き始めたのは、当時無料のブログサイトが雨後の筍のように乱立していて、ブログブームと言えるような状況で、流行に流されやすい性格のためかつい書き始めた。
特に、書き始めた次の年に転勤になり、単身赴任生活となって、生活にリズムが必要だし、暮らしの話をする相手もいない一人暮らしの気分転換ということもあってブログを書くことが習慣になってきた。
さらに、グッドタイミングでAPPLE社がMacbookのモニターを募集していて、応募した所最新機種が貸与されて、それを持って単身赴任に行けたことも大きな要因だった。2年間のモニター終了後はそのまま無償提供となった。
毎日書いているうちに生活の一部になってきて、ブログが一日の締めくくりの句読点になっている。最初の頃は写真無しの記事も多かったけれど、途中から写真を使った絵日記にしてきた。
毎日、システム手帳に簡単な生存記録を書いているけれど、20年ブログを続けてみるとブログは紙ベースの記録とと違った検索できる思い出の記録となっている。
バックナンバーやキーワード検索で過去の出来事を探すこともできるのがすごく便利だ。
文末の文体を「だ調」にしたのは、日頃から「です・ます調」や「である調」使ってきたので、気分を変えるつもりで採用した。途中から変えようかと思ったけれど、惰性で続けてしまっている。
最近になってブログを書くことについてもう一つの目的として、認知機能のチェックにも使えるのではないかと考えてきている。認知機能が低下してきたら、誤字・脱字だけでなく内容のふらつきがでて来るだろうから、初期には判断できるだろう。
2006年からは趣味の文房具についてのブログ「きたきつねの文房具日記」を書き始めた。こちらは記事は2,500程度だけれど読者が多くなっている。老人の無駄話の「きたきつねの雑記帳」よりも波及効果はあるようだ。
2,000年代に出現した無数のブログは、無料のブログサービスが次々と終了したと同時に淡雪のように消えてしまっているし、多くは数ヶ月や数年で終わってしまうものが多いと思う。
今も残っているのは、人気のある内容のものかきたきつねのように継続は金と思っているひとのものだろう。
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