霞ケ浦パトロール
土浦市に出かけたので霞ケ浦の湖岸線を回ることにした。
収穫の終わった蓮田は、代かきが進み苗の植え込みを待つばかりになっていた。
水田は田起こしが終わって、水を入れている場所が増えてきていた。4月の1週目に田植えが始まりそうだ。
田起こししているトラクタの後をサギ類やセキレイ類が土の中から小動物がでてくるのを狙ってついて動いていた。
中岸と北利根川への出口にカモ類やオオバンが渡りの準備で沢山集まっていた。渡り始めたのかホオジロガモはどこにもいなかった。
今シーズンはミコアイサが非常に少なかったようだ。
代かきが終わった蓮田ではサギ類が餌を探していて、ダイサギがドジョウを捕まえていた。
カワウが濡れた翼を広げて乾かしていた。カワウはカモのように羽に体から出る脂を塗って水を弾くようにしないので、濡れてしまうと、体が冷えるし、溺れることがあるらしい。
今シーズンは例年になくユリカモメが少ない印象で、大きな群れは見ていない。消波工の上で小さなユリカモメの群れが休んでいた。
オオジュリンは頭の羽の先が擦れて下の黒い部分が出てきていた。
霞ケ浦にはユリカモメの他、セグロカモメとカモメが越冬していて、ウミネコやオオセグロカモメは来ないようだ。
シギ・チドリ類は急に減ってしまったようでタシギが全く見ることができなかった。タカブシギが収穫前の蓮田で見つけた。
どうもバードウォッチングへのモチベーションが足りないようで、相当見落としがあるし、写真を撮るのも気分が乗らなかった。
【観察した野鳥】
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハジロカイツブリ、キジバト、カワウ、アオサギ、ダイサギ、コサギ、オオバン、セイタカシギ、タカブシギ、ユリカモメ、カモメ、セグロカモメ、ミサゴ、トビ、チュウヒ、ハイタカ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ウグイス、ムクドリ、ツグミ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、オオジュリン 44種+ドバト
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