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2025/06/15

オムライスを食べるついでに

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今日は「父の日」、「暑中見舞いの日」、「信用金庫の日」、「さくらんぼの日」。

午前中は比較的強い雨の予報だったけれど、若い友人が九十九里町の食堂「とむら」のオムライスを食べたいということで、オムライスを食べるついでに鳥を見に行くことででかけた。

食堂の開店まで、いすみ市の漁港でコシアカツバメとヒメアマツバメを見ることにした。

漁港に着くまでは、比較的雨が強かったけれど、漁港に着く頃には傘がいらないほどの小降りとなっていた。行こうか行かないか迷ったけれど、出かけて正解だった。

港では、特徴のある巣にまだエサを運んでいるコシアカツバメが少数いて、営巣地の周りを飛び回っていた。スズメに乗っ取られている巣があった。

日頃、ツバメを見慣れているからやはりコシアカツバメは大きい。

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親子と思われる

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コシアカツバメと同じ場所に巣がなかったけれど、港の上にヒメアマツバメが飛んできた。岩のある辺りに巣があるかもしれない。

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頃合いの良い時間になったので九十九里町の食堂に向かい、11時半頃に到着。席について直ぐにメニューも見ずにオムライスを注文したので店員はちょっと驚いた顔をしていた。

ゆっくりとオムライスを味わってから港に横の砂浜に、カッパを着て長ぐを履いて向かった。天気が悪い日に一度、突然の土砂降りでずぶ濡れになったことがあるので、用心用心。

砂浜に出て歩いているとコアジサシがアタックしてきそうな雰囲気だったので、巣が近いようなのでコースを変えて浜まで向かった。

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ざっと数えて200+羽のコアジサシがいる印象だ。それにしても軽トラが営巣地を何度も横断しているのは困ったものだ。

カタクチイワシを咥えてきて求愛給餌をしている場面を何度も見ることができた。この個体は魚を受け取ってもらえたが、無視されている個体もいら。

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中に1羽だけ昨年生まれの1st.summerの個体がいた。冬を越して生き残り次の年に繁殖地までたどり着けるのは非常に少ない。

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コアジサシの中に青色のフラッグを着けた個体が多数いて、番号を見るとどうも今年の4月に同じ浜の少し離れた場所で見た群れが営巣しているのではないかと考えられる。

アジサシが5羽混じっていて、時折コアジサシにモビングされていた。

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去年はアジサシを見ていないのではなかろうか。

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軽トラに驚いてコアジサシに混じって何度も飛ばされていた。

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シロチドリは5、6羽見られたがもう少しいるだろう。

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波打ち際に夏羽のハマシギが1羽だけいた。

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漁港の入口から沖にオオミズナギドリが帆翔しているのが見えたので、岸近くに小魚がいるのではないかと思って移動中海岸を見たがいなかった。トイレ休憩を兼ねて犬吠埼灯台の高いところから海を見てみようということでいってみたところ、灯台の下の海の上をオオミズナギドリの大きな群れが帆翔しているのが見えた。

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群れは北から南に向かって帆翔しながら移動していた。

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北側の長崎鼻の沖を通過しているのだろう。長崎鼻の海岸堤防が嵩上げされて道路から海が見えなくなったのは残念だ。

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銚子漁港を通過した時に堤防の上にウミネコの若鳥の群れが休んでいた。中にオオセグロカモメとセグロカモメが1羽づつ混じっていた。

夕方遅くなってしまったので、波崎、稲敷は通過してしまった。総距離240kmで運転しなかったけれど疲れた。

【観察した野鳥】
キジ、カルガモ、キジバト、コウノトリ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、チュウサギ、コサギ、ヒメアマツバメ、コチドリ、シロチドリ、ハマシギ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、コアジサシ、アジサシ、トビ、チュウヒ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒバリ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ、ホオジロ 34種+ドバト、ガビチョウ

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