国立科学博物館から秋葉原
科博の特別展を見た後、日本館で気象業務150周年の企画展「地球を測る」を見ることにした。
明治時代から現在までの気象観測の歴史の展示で、非常に近い分野で仕事をしたことがあるので、内容がよく分かるので楽しかった。
明治時代の最初の天気図は観測点が少ないので非常に簡単なものだったので、天気予報は無理だっただろう。
本州と北海道の間にある津軽海峡を東西に横切る生物地理上の境界線であるブラキストン線を設定したイギリスの貿易商のブラキストンが函館で気象観測をしていたのは知らなかった。
昔の気象測器などは実際に使ったことはないけれど、機構などは知っているので懐かしかった。
スーパーコンピューター、気象衛星などの最新の機器の進化も素晴らしい。
一番興味を持ったのは気球につけるラジオゾンデで、ディスクリート部品をはんだ付けした手作り風の中央気象台第1号型ラジオゾンデとコンパクトでGPS内臓の最新のGPSラジオゾンデの落差だ。
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