2023/10/09

寒い雨の一日

20231009_1

今日は「スポーツの日」、「万国郵便連合記念日」、「道具の日」、「トラックの日」。

最高気温が18℃とこの秋一番の冷え込みで、雨も降って2週間前までは30℃近かったのに。

用事がなかったので、小説を1冊、懸案のデータ処理も終わらせることができた。

本社が神栖にある「スーパーマーケット タイヨー」が近所でオープンしたのだけれど、人混みにおそれをなして近寄らないようにしていたけれど、買い物の司令がでたので行ってみた。

開店から6日目なのと、行った時間が良かったのか、駐車場にスムースに入ることができて、買い物もレジも素早く終わり出てきたときにどんどん人が来て、駐車待ちの車列ができていた。

このところ、宝くじなど大当たりはないけれど、小さな当たりが続いていて、分相応にということなのだろう。

先週MacOSを最新の14.0 Sonomaにバージョンアップしたけれど、Photoshop Elements2021で一部不具合が出ただけで、今のところ問題はないようだ。

先日、Macのアプリ「プレビュー」のツールに背景を削除できることが分かったので使ってみたけれど、簡単な切り抜きならきれいにできる。

ガチャの「虚無 きつね」を白バックで撮影して切り抜いてみたが、Photoshop Elementsでは、尻尾の白も消えてしまうことがあるけれど、きれいに切り抜けている

iPhoneの写真アプリでもできて、こちらの方が少し複雑な写真の切り抜きもできるようだ。

続きを読む "寒い雨の一日"

| | コメント (0)

2023/10/08

この秋一番の冷え込み

20231008_1

今日は二十四節気の「寒露」、七十二候の「雁来る」、「国立公園制定記念日」、「レーザーディスクの日」、「骨と関節の日」、「入れ歯ケアの日」。

最低気温が11℃台まで下がり、この秋一番の冷え込みとなった。

朝、洗面のために水道を出すと、気温の低さと相まって水が地熱で温まってお湯のように感じた。

地干ししていた落花生が乾燥して葉が茶色くなってきたのでニオ(ノボッチ)に積まれていた。

ミゾソバなどの秋の花やアキアカネの飛来が遅いので、古いブログを見てみると、今年は例年よりも2週間くらい遅いようだ。

ジブリの鈴木敏夫さんの本と読書についてのインタビュー「読書道楽」(筑摩書房)を読んでいると、同世代なので小中学のころ読んだ本が似ていたけれど、高校以降は文化系と理科系の違いで随分違っていた。

それでも当時は文学全集がブームで、その時に色々な作家の本を読んでいたのは同じだった。

漫画を現在も読み続けているところは同じだけれど、きたきつねはサンデー、マガジンなど週間漫画雑誌はほとんど読んでいない。

所々に高畑勲監督と宮崎駿監督と読書や制作についての話がでてきておもしろかった。

アニメ「君たちはどう生きるか」のアオサギはやはり鈴木敏夫さんだと確信した。

| | コメント (0)

2023/10/02

昭和98年の東京

月刊誌「熱風」9月号に文筆家の御田寺圭が「ブリッジー分断された世代への橋渡し」の中で、「東京は日本のどこよりも『遅れた』街で、たったひとつ昭和の続きをやれているという」という。

逆に先端の未来は「高齢化が著しく人口減少し、地域の産業も雇用も失われ、国からの交付金で地域の高齢者福祉を成立させている地域こそ日本がやがて直面するであろう『未来』をどこよりも早く先取りしている」という。

東京を筆頭に各地の大都市は、その人口規模と経済力で、未来がくるのを必死で先送りしているにすぎないとも。

確かに、視点を変えれば地方は日本の未来の姿というのはうなずける。

戦後の悲惨な状況から、復興を果たし、人口を増やし、所得倍増させ、東京オリンピック、大阪万博などのイベントを成功させ、名目GDPで世界2位まで上り詰め、世界を買い占める勢いだった昭和の日本は、今日よりも明日が明るくなると期待された時代だった。

その後、高齢化、人口減、経済力の低下などマイナス要因が積み重なって、地方は衰退の一途になっているのが現状で、半導体を始めとして工業生産技術も空洞化してしまった。

政府は現状を認めず、東京オリンピック、大阪万博といったオワコンやゼロ金利政策などの弥縫策でなんとかなると抵抗しているけれど、足元では多くの産業が国際競争力を失い、黒字なのに後継者がいないことで、廃業する商店や工場などが増えてきている。

それなのに高度成長期の昭和にすがりついているのが大都会ということになる。

そして日本の現状を顕著に現れているのが地方ということだ。

真摯に未来を見つめる必要がある。

| | コメント (0)

2023/08/10

Theむし 昆虫図鑑4200種

信濃毎日新聞社から新しい昆虫図鑑「Theむし 昆虫図鑑4200種」を買ってしまった。

分からない昆虫(ほとんど分からないのだけれど)は、「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」、「日本の昆虫1400(1)」、「日本の昆虫1400(2)」の3冊の図鑑を使って調べている。

「昆虫の図鑑 採集と標本の作り方」は九州・沖縄の昆虫2,621種、「日本の昆虫1400」は2冊で2,800種で大体分かるのだけれど、時々ガ、アリ、ハエなどが載っていないものがでてきていた。

分からないものはネットで調べたり、虫をよく知っている友人に尋ねたりしている。

「Theむし 昆虫図鑑4200種」は4200種ということで、これだけあればなんとかなるだろうということだ。

実際に見てみると、掲載種が多いということは、きたきつねのような素人には沢山ありすぎて調べるのが大変なことがわかった。

使っているうちに慣れてくるだろう。

 

| | コメント (0)

2023/07/19

早良 朋:へんなものみっけ! (9)

地方都市の博物館を舞台に、博物館でのいろいろな出来事を題材にしたコミックで、今回はハリオアマツバメ、レプリカ、隕石、生き物に関するフェス、ザトウクジラの鼻水採取が取り上げられている。

きたきつねは、博物館の展示品のレプリカを作る職人の話「レプリカの北斎」が気に入った。

先日、Amazon prime Videoでアメリカの博物館のレプリカを作る会社の制作現場のドキュメンタリーMUSEUM MEN」を見ていて、やってみたいなと思っていたので面白かった。

ザトウクジラの鼻水の採取では今年の3月にNHKのダーウインが来たで紹介された国立科学博物館・田島木綿子研究主幹が三宅島でドローンを使ってザトウクジラの鼻水を採取した話題を取り上げている。

奏山市のかなでやまの森博物館は、地方都市の博物館としては国立科学博物館を匹敵するような規模と陣容の体制の博物館になっていて、こんな博物館が各地にあればいいのにとおもってしまう。

次号が楽しみだ。

| | コメント (0)

2023/06/13

弘兼憲史:死ぬまで上機嫌。

同じ団塊の世代の漫画家弘兼憲史さんが書いた終活についての本があったので読んでみた。

弘兼さんは、ビッグコミックオリジナルで連載『人間交差点』やビックコミックで連載中の「黄昏流星群」を読んでいて共感できることが多かったけれど、この本の死生観や宗教観が非常に似ていてびっくりした。

サラリーマンを対象としているので、微妙な違いがあるけれど、きたきつねが考えて実践していることとほぼ同じことが書かれていて安心した。

ひとは死ぬ予定が決まっていないので、いつ死んでもいいように、周りに気兼ねとか遠慮とか考えずに、覚悟を持って人として醜くないようにしながら自分の思うままに暮らしていくことなのだろう。

そうして、死んだ先は、ゴミとして捨てられても、大仰な葬儀が行われても自分はあずかり知らないことだから、何も考える必要はないだろう。

続きを読む "弘兼憲史:死ぬまで上機嫌。"

| | コメント (0)

2023/05/31

とりのなんこ:とりぱん31

惰性ではないけれど発売されると購入している「とりぱん」も31巻になった。

身の回りのちょっとした自然の変化に気が付くようになると、新しい世界が広がってくることが分かる。

気が付かなければ、何もないと思ってしまうだろう。

きたきつねのところでも、今日もスズメが庭に遊びに来たり、暗いうちからホトトギスが「トッキョ キョカキョク」と鳴きながら飛んでいたりしている。

とりのなんこさんは身の回りのちょっとした自然の中に入り込んで暮らすようになっているので、とりぱんを18年も描き続けるのだろう。

| | コメント (0)

2023/05/30

武田惇志・伊藤亜衣「ある行旅死亡人の物語」(毎日新聞出版)

きたきつねは行旅死亡人に興味があるので、この本つい読んでしまった。

共同通信の遊軍記者が行旅死亡人データベースを見て、「本籍(国籍)・住所・氏名不明、年齢75歳ぐらい、女性、身長約133cm、中肉、右手指全て欠損、現金34,821,350円」という情報を見て、女性の身元を探しはじめ、最後に身元を明らかにするというノンフィクションだ。

行旅死亡人は、死亡した場所の地方自治体や警察一応身元や引き取り人を探すことをしていることを初めて知った。

遺産が多い場合には相続財産管理人の弁護士を依頼して調べることもわかった。

身元が分からなかったり、身元が判明しても引き取り手がない場合に官報に公示しているのだ。

対象の女性「田中千津子」さんについては、相続財産管理人が探偵を使って調査しても、同じアパートに40年も暮らしていたのに、大家でさえ本人のことを詳しく知らず、近所に知る人もなく、氏名は分かっていて年金手帳や貯金通帳があるのに住民票もなく戸籍もたどり着けていなかった。

行旅死亡人の公示には、氏名不詳とあるけれど、氏名は分かっていても存在を証明できないことが理由のようだ。

アパートの契約は同じ苗字の男性だけれど、こちらの素性も不明で、写真はあるけれど、近隣の人は誰も見たことがない。

製缶工場で働いていて、労災事故で右手を失っていても障害年金の支給も断ったり、色々な不可解なことが多いので事件、工作員という疑問があったりと、色々と調査の過程も面白い。

解決のきっかけは遺品のなかにあった珍しい名字「沖宗」の印鑑から、広島の街出身だということがわかり、身元が分かり、最後には姉妹にまでたどり着いている。

続きを読む "武田惇志・伊藤亜衣「ある行旅死亡人の物語」(毎日新聞出版)"

| | コメント (0)

2023/03/22

和田秀樹:六十代と七十代心と体の整え方

この歳になってから老後の生活をどうしたら良いか分かっても遅いので、自分の実行している生き方が正しいかどうかを確認するためにこの種の本を時々読んでいる。

この本では、高齢者ではなく高年者という言い方で、74歳以下はヤング・オールド、75歳以上はオールド・オールドとして話題を整理している。

ちょいポチャの方が長生きできるというか免疫が働くというので大いに安心した。

74歳以下はヤング・オールドとしては、大筋、間違った暮らし方をしてきていないことが確認できたので、安心した。

QOLが維持できるなら長生きしてもいいけれど、適当な時期までピンピンヒラリとわがままに、あるがままで生きていくことにしようと思う。

政府の高年者への扱いの悪さについての憤りは全く同感だけれど、フランスのように年金減額に高年者が立ち上がらないのは何かあるのだろうか。

該当する年齢になっては手遅れなので、定年になる前の五十代のひとが読んで欲しい。

目次
序章 人生百年と言うけれど
第一章 高年世代よ、反逆の旗を振れ
第二章 老化と病気
第三章 心の整え方
第四章 体の整え方
第五章 暮らしの中の知恵
あとがきにかえて

| | コメント (0)

2023/02/27

鎌田實:60歳からの「忘れる力」

かみさんが読んでいたので借りて読んでみた。

鎌田實諏訪中央病院名誉院長が、楽しく老いるための秘訣を披露してくれている本で、頑張らない、無理をしない、あるがままで生きて行けば良いのだということが分かる。

きたきつねはほぼこの本の通りに暮らしているので、自己の生き方を確認しながら読み終えた。

あとは、栄養不足で筋肉が減少するサルコペニアや加齢や運動不足で全身機能が低下するフレールにならないようにするだけだろう。

どんなに気をつけても病気になったり、介護が必要になったりすることはあるだろうけれど、明日は明日の風が吹くように、くるべきときに人生の幕が下りるのだから、悔いがないように楽しく生きることだろう。

色々と考える人は一読すればいいだろう。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧