2022/05/22

茨城県近代美術館:若冲と京の美術

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午後から水戸で用事があったので、ガソリン代をかけて行くのだからということで、午前中茨城県近代美術館で開催中の企画展「若冲と京の美術」を見てきた。

日曜日なので時間予約が必要だった。でもWeb予約が簡単にできて、さらに駐車場で予約画面を見せると料金を払わずに入ることができた。

通常は一旦駐車料金を払って、領収書を貰い、美術館のチケット売り場で返金してもらうという面倒な手続きが必要だった。

京都府の岡崎にある細見美術館収蔵の若冲の作品と室町から近代までの絵画と茶道具が展示されていた。

若冲は墨絵が多かった。

個人のコレクションとしては名品が多いようだけれど、プライスコレクションの若冲や東京国立博物館の収蔵品や特別展を見ているので、もう少し頑張りましょうという感じだった。

本当にCOVID-19のお陰で色々と貴重な展覧会を見に行けず、久しぶりだったのでじっくりと目慣らしができた。

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2022/01/28

二度目の茨城自然博物館でコケ展

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今日は「コピーライターの日」、「不動縁日」。

茨城自然博物館で「コケ展」の会期が来週の日曜日と迫ってきたので、かみさんのリクエストで見に行ってきた。

前回見逃していたものもあったので、再度行ってよかった。

COVID-19の影響もあるのか非常に空いていて、前回のように小学校の生徒もいなくてゆっくりと回ることができた。

ジブリのアニメの美術監督で背景画を描いてきた山本二三さんの「森と水を巡るいのちの旅」の屋久島の森のコケを描いた作品の展示を前回見逃していた。

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2022/01/23

アニメ「借りぐらしのアリエッティ」の秘密

米林監督のジブリアニメ「借りぐらしのアリエッティ」の舞台をイギリスでなく日本にした理由を宮崎監督が語っているのを今頃知った。

動画の中で「例えば原作はイギリスですけど、(米林監督は)無知蒙昧でして、他国の文化とか文明…文化に対してね、僕らの若い時に比べてはるかに憧れも好奇心もないんですよ。知っているのは自分の生活圏のことだけ!テレビに映ることだけと通販の本に入ってくることだけ。そのくらい世界が狭くなってますから。もう一回自分たちが住んでいるこの国の色んな古い屋敷とか、その中身とか、縁の下とか、壁の間とか、そういうところを、イギリス行ってやってこいってのは無理ですから、日本の方がやる可能性はあるだろうと思ったからですね。でも相変わらず無知のままだと思いますね」と語っていてやはり米林監督の想像力の限界を分かっていて、少しは分かっている日本を舞台にして脚本を作られたということだ。

それにしても厳しい!

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2021/12/11

乙戸沼公園

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午前中は土浦市の乙戸沼公園の探鳥会に行ってきた。

早朝は冷え込んだけれど、日中は天気もよく気温も上がり快適だった。

暖冬の影響なのか冬鳥の渡来が遅れているようだ。

筑波山のドングリは豊作のようで、カケスやヤマガラは山を下りてきていないようだ。

昨年は100羽を超えたユリカモメは1羽だけで、コハクチョウも渡来していなかった。

毎年オオジュリンが入るアシ原を見ていると、鳴き声と共に姿を見ることができた。

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2021/11/28

椎尾山薬王院と筑紫湖

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今日は「太平洋記念日」、「税関記念日」。

滅多に行くことがない桜川市の薬王院で開催された探鳥会に行ってみた。

常連が多く勝手にバラバラで鳥を見ていて、初めての人には入りにくいタイプの探鳥会であまり好きになれない。

11月中旬まで気温が高く、北の地方で雪が遅いので冬鳥の到来が遅いようで、鳥影が少ない。

例年だと鳴き声が五月蝿いカケスが全く見られなかった。

筑紫湖のカモ類も種類だけでなく数が少なかった。

鳥が居ないので薬王院の参拝に変更。

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2021/11/11

歴史民俗博物館:企画展示「学びの歴史像ーわたりあう近代ー」

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なかなか時間が取れなくて見に行きたいと思っていた歴史民俗博物館で開催中の企画展示「学びの歴史像ーわたりあう近代ー」を見に行ってきた。

幕末から明治にかけて日本が近代国家になるために、海外の情報を取り入れて、教育を通して取り込んでいく過程を広い視点で展示していた。

内容が多岐に渡るのと直感的に理解できる内容ではないので、説明が細かくなっていて、時間がかかってしまった。

日本がキャッチアップできたのは、やはり町人を巻き込んだ武士階層の教育システムが新しい知識の吸収に役立ったことや、長崎出島を通しての情報収集などが生かされていたことが分かる。

長崎のオランダ通詞、対馬の朝鮮通詞、千島アイヌ通詞が外国の窓口になっていて、特に千島アイヌ通詞が対ロシアの窓口として活躍していたこtことは知らなかった。

ペリー来航も事前に通告があったのを幕府がスルーしていたので大騒ぎになったことも知った。

最近は地方での博覧会がなくなってしまったけれど、明治から国際博覧会に刺激を受けて国内で博覧会が始まり盛り上がった状況もよくわかった。

これまでなんとなく分かっていたようなことが、違った切り口で紹介されていて非常に勉強になった。知らないことも多かった。

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2021/10/23

上高津貝塚ふるさと歴史の広場の企画展

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午後から講演会があるので、時間まで上高津貝塚ふるさと歴史の広場で始まった企画展「5000年前のモダンアート 中期縄文土器の世界」を見てきた。

最近は縄文ブームになっていて、色々なメディアにも取り上げられたり映画や書籍が作られていて、縄文土器の多様性と工芸品としての美しさも認識されてきている。

縄文時代の中で一番土器の模様が立体的で装飾が派手な中期の土器に焦点を当てた展示ということだ。立派なカタログを配布していた。

確かに煮炊きや保存するための土器を装飾する意味を考えながら展示を見てきた。

縄文中期の土器の各様式についても分かる展示で、非常に勉強になった。

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2021/07/20

竹村公太郎:江戸の秘密

地形で歴史が説明できるという竹村公太郎さんの最新の「江戸の秘密」(集英社刊)は副題に「広重の錦絵と地形で読み解く」とあるように、歌川広重の錦絵から社会や地形の成り立ちを読み取る内容の本だ。

この本は集英社の月刊誌「青春と読書」に2017年7月から2018年12月まで18回連載された「広重の絵で読み解く 江戸の秘密」を改稿したものだ。

連載時から興味を持って読んでいて、異論もあるけれどなるほどと思わせるところが多かった。

歌川広重の「東海道五十三次」、「江戸名所百景」などの錦絵を現代の写真に相当するのではないかというアイデアで、絵の中に描き込まれた情報を治水を専門とする土木技術者がどう読み解いたかというのが面白いところだ。

多くのテーマは著者が以前から書かれてきた内容と重複する部分もあるけれど、それをさらに補強する内容にもなっている。

内容を読んでいるうちに広重は、ただ美しい絵を描いていたのではなく事実を記録していたのではないかと思うようになった。

小名木川を軍隊を移動するためのアウトバーンという解釈だけれど、きたきつねはそれだけではなく低湿地を干拓するための排水路だったと考えていて、小名木川ができた頃には海の底だったところに並行して仙台堀川ができていることからわかると思う。

この本で分かったのは、千葉の船橋、世田谷の千歳船橋の地名が船をつないで板を渡した仮設橋に由来するということだ。

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2021/06/25

龍王山般若寺

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今日は「救癩の日」、「住宅デー」、「天覧試合の日」。

曇り空で湿度が非常に高かった。

朝からいつもの里山でイベントがあったので手伝いに行ってきた。

里山を案内している時に、木のてっぺんにサシバがいた。倍率の低い望遠レンズしかなかったので無理かなと思ったけれど一応写真を撮ってみたとこころ、バッタのようなものを咥えていた。

宍塚の集落にある平将門の次女安寿姫が創建したといわれている龍王山般若寺に寄ってみた。昔は広い寺域をもった伽藍だったらしい。

般若寺は3月下旬に土浦市立博物館で見た東城寺と関連があるらしい。

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2021/06/19

古事記

1月の入院中に福永武彦さんの現代語訳の古事記を読んでいた。日本の歴史の中で文字で読める最初のものだということで一度は読んでみようと読んでから、何度目かになる。内容については多くの碩学が研究していてきたきつねの踏み込む余地はないから、古代の雰囲気を感じるために興味本位で読んでいる。

古事記は、文字のない時代から口伝えで伝わってきた天皇と各地の豪族達の存在の正当性を証明するためのものがたりで、都合の良いように創られていると思うけれど、なんとなく本当のことも混じっているようだという印象がする。

古代には天皇家のイベントで古事記の内容を語り部が多くの人々を前に朗誦したのだろうか。

原文は読んでもさっぱり分からないから現代語訳はありがたい。福武さんの訳は評判がいいようだ。

主役は変わるけれど同じ話が繰り返し続き、所々にエピソードが人の名前が当時の呼び方なのでなかなか頭に入ってこない。

天皇を始めとして出現する人々の名前は、現在知られている神武、綏靖といった名前ではなく、当時呼ばれていた名前なのでよくわからない。

東京国立博物館の考古室に展示されている江田船山古墳出土の国宝の鉄剣に象嵌された「獲□□□鹵大王」は、古事記では「大長谷若建命」と呼ばれた雄略天皇ではないかというのを思い出した。

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