2023/11/25

里山散歩はお休み

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今日は「女性に対する暴力廃絶のための国際デー」、「ハイビジョンの日」、「OLの日」

朝起きると近くの畑に放射冷却で霜が降りていた。

タヌキやノウサギの足跡がついていて、畑の奥の薮から夜中に様子を見に来ているようだ。

昨日よりも最高気温が9℃下がって、寒い一日。

腰の調子が悪く久しぶりに里山散歩はお休みにした。

同年代の作家の伊集院静さんが亡くなったのでショックだ。

肝内胆管ガンで10月に診断されてたというけれど、相当長い期間闘病していたのではないだろうか。

肝内胆管ガンはきたきつねの母や伯母が苦しんだ病気で、ガンが大きくなると胆管が閉塞して黄疸が出るので発見できるので、診断が出てから1ヶ月でというのはおかしいと思う。

手術しても肝内のガンなので、肝臓に転移した場合は、腹水が溜まり非常に苦しむことになる。

きたきつねも母や伯母と体質が似ているので、昔から注意しているけれど、今のところは大丈夫のようだ。

誕生日が近いのでまとめてバースデーパーティーをすることに、大勢が集まって賑やかだった。

きたきつねは静かにしていたので、手伝いはせずにごちそうだけを食べるという幸せ。

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2023/07/16

CPAP装着のACアダプターを小型に交換

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きたきつねは睡眠時無呼吸症候群なので治療のために睡眠時にフィリップスのCPAP装置を使っている。

今年の2月にCPAP装置が新しくなったのだけれど、付属のACアダプターが大きく重くなってしまった。

安眠するために旅行するときにもCPAP装置を持って行くので、できるだけ荷物を減らしたいので少しでも容積と重量が小さいものにしたかった。

メーカーのサイトで調べてみると、現在のACアダプターは加湿器利用を前提とした80Wで、きたきつねは加湿器を使わないので前に使っていたものは65Wだった。

メーカーに電話して、小型のものに交換して欲しいと依頼したところ、電気容量は変わらないけれど小型のものがあるというのでそれを送ってもらった。

届いたので比較すると容積にするとほぼ半分になった。

 

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2023/06/09

ドライアイだった

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今日は「皇太子殿下結婚の儀」、「ドナルドダックの誕生日」、「ポルノの日」。

大雨の天気予報で心配したけれど、午前中に35mmほどの雨で止んだ。

目の調子が悪いので、眼科にいってきた。

目がゴロゴロして目やにがでるということで、ウイルス性の結膜炎の疑いがあるから、車で待機となったが、診察の結果ドライアイということだった。

ディスプレーやスマホの画面を見るときにまばたきが足りないから、意識してまばたきをして、30分に一回目を休めるようにという指示で、ヒアルロン酸の目薬を貰ってかえってきた。

白内障が気になるということで、検査を受けたけれど、白内症はそれほどでもなく、緑内症と視力も問題なしということで、目そのものの状態は良いようだ。

目が悪くなってはバードウォッチングができなくなってしまうから安心した。

帰ってきてMac miniの27inディスプレーの解像度を落として、字が大きく見えるようにした。

解像度を上げると画面が広く使えて、同時にいくつものソフトを開いて作業しやすいのだけれど、文字が小さくなってしまい目に負担がかかってしまっていたので、こちらも目に優しくしようということだ。

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2023/05/07

無縁遺骨 全国に6万柱

3月28日朝日新聞1面に「無縁遺骨 全国に6万柱」という記事がでていた。高齢化が進み地縁、血縁が薄れて引き取る人がいない死者が増えているという内容で、死亡時に引き取り手がなかった死者の葬祭費は、行政が建て替えていて、遺留金がある場合はそれを当てることになっているけれど預貯金の場合金融機関が引き出しを拒むケースが多いという問題があるということに触れていた。

これは総務省の調査結果を記事にしたもので、2018年4月から2021年10月までの3年半に死亡時に引き取り手がなかった死者の数が10万6千人いて、その中で本当に身元がわからなかった人は2,852人で、他は身元はわかるけれど葬祭を行なう人がいなかったということだ。身元がわかって親族がいてもも引き取りを拒否する例も含まれている。

身元不明や引き取り手のない遺骨は自治体が庁舎や倉庫、納骨堂などに保管されていて、6万柱というのは保管している遺骨で、自治体によっては納骨堂に移された遺骨はカウントされていないこともある。

無縁社会ということで、孤独死などが話題になっているけれど、ホームレスや行旅死亡人以外にも身元不明や引き取り手のない遺骨は増えていくのだろうか。

旅先で亡くなって、身元不明の場合行旅死亡人という扱いになって、亡くなった場所の自治体が荼毘に付し、公告することになっていて、年間600人から700人くらいいるとされているけれど、これには自治体によってはホームレスも含まれる場合があるが、それ以上に無縁の人がいるというのには驚いた。

昔から、失踪して工事現場などを渡り歩き、老齢になったり、病気で亡くなる人はいて、きたきつねの周りにも妻子を捨てて放浪していた叔父さんがいたり、昔父の会社で日雇いをしていた家族を捨てて放浪していた人が老齢になってうちに転がり込んできたりということもある。

叔父さんは最後は病気がひどくなって母を頼って来て、病院に入院したが亡くなり、葬儀をして一族の墓に納まった。

もう一人の人は老齢になって動けなくなったので、家族に連絡したけれど引き取を拒否され、養老院に移りそこで亡くなり、共同墓地に埋葬されたようだ。

現在のように非婚や未婚が増えてくると、例えば一人っ子で親がいなくなってしまい、会ったこともない親族しかいないということであれば、引き取りを拒否されるようなことが多くなるような気がする。

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2023/03/22

和田秀樹:六十代と七十代心と体の整え方

この歳になってから老後の生活をどうしたら良いか分かっても遅いので、自分の実行している生き方が正しいかどうかを確認するためにこの種の本を時々読んでいる。

この本では、高齢者ではなく高年者という言い方で、74歳以下はヤング・オールド、75歳以上はオールド・オールドとして話題を整理している。

ちょいポチャの方が長生きできるというか免疫が働くというので大いに安心した。

74歳以下はヤング・オールドとしては、大筋、間違った暮らし方をしてきていないことが確認できたので、安心した。

QOLが維持できるなら長生きしてもいいけれど、適当な時期までピンピンヒラリとわがままに、あるがままで生きていくことにしようと思う。

政府の高年者への扱いの悪さについての憤りは全く同感だけれど、フランスのように年金減額に高年者が立ち上がらないのは何かあるのだろうか。

該当する年齢になっては手遅れなので、定年になる前の五十代のひとが読んで欲しい。

目次
序章 人生百年と言うけれど
第一章 高年世代よ、反逆の旗を振れ
第二章 老化と病気
第三章 心の整え方
第四章 体の整え方
第五章 暮らしの中の知恵
あとがきにかえて

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2023/02/27

鎌田實:60歳からの「忘れる力」

かみさんが読んでいたので借りて読んでみた。

鎌田實諏訪中央病院名誉院長が、楽しく老いるための秘訣を披露してくれている本で、頑張らない、無理をしない、あるがままで生きて行けば良いのだということが分かる。

きたきつねはほぼこの本の通りに暮らしているので、自己の生き方を確認しながら読み終えた。

あとは、栄養不足で筋肉が減少するサルコペニアや加齢や運動不足で全身機能が低下するフレールにならないようにするだけだろう。

どんなに気をつけても病気になったり、介護が必要になったりすることはあるだろうけれど、明日は明日の風が吹くように、くるべきときに人生の幕が下りるのだから、悔いがないように楽しく生きることだろう。

色々と考える人は一読すればいいだろう。

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2022/12/26

頓服と頓用

頓服を熱冷ましと腹痛の薬だと思っていた。子供の頃、毎年、自宅を訪問してくる富山の薬売りが、袋に頓服と書いた熱冷ましと腹痛の薬を置いていったから、疑いもしなかった。

きたきつねは頓服の正しい意味を知ったのは随分歳がいってからだ。

ある時、病院で解熱剤でも鎮痛剤でもない漢方薬を処方されて飲んでいたのだけれど、効果がなくよくわからないので「医者からもらった薬がわかる本」で調べてみて、頓服の意味がわかった。

頓服の「頓」の字は、頓智(トンチ)のトンで、当意即妙の意味だから、頓服は食後といった決まった時間ではなく、発作時や症状が酷い時に飲む(服用)する薬のことだった。

その時に、頓用という言葉も覚えた。頓用というのは症状が出た時に使う(用いる)という意味で、頓服と同じ意味だった。

確かに、歯医者で抜歯した時の痛み止めやバリューム検査の後の下剤などは、痛みが出たり便秘になった時に飲むようにと言われるから頓服ということだった。

調べてみると、日本国語研究所が調査した結果があって「頓服」という言葉を知っているという認知率は82%だけれど、頓服が薬を飲むタイミングだということを分かっている理解率は47%程度と半部にも満たないということだった。

頓服を、単純に包装紙に包んだ薬と誤解している人が約16%もいるらしい。

頓服とされる薬は、解熱剤、鎮痛剤、下剤、睡眠剤、血管拡張薬、発作止めの薬など、症状がなければ使わない薬が沢山あって、薬効成分が即効性があるのが特徴ということだ。

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2022/12/07

CPAP治療用アプリ

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今日は二十四節気の「大雪」、七十二候の「空寒く冬となる」、「神戸開港記念日」、「国際民間航空デー」。

今朝は放射冷却で気温が2度まで下がって、濃霧が発生した。

数日ぶりだったけれど、陽の光の暖かさは気持ちが良いものだ。

午前中は睡眠時無呼吸症候群(SAS)の定期診療。

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先月からSAS治療に使っているCPAPのデータを患者が直接見ることのできるスマホ用アプリを使っていいる。

最初にBuletooth接続がマニュアル通りに行かなかったけれど、なんとかクリアーして

本体とスマホをBuletoothで接続して、データをスマホに転送してマスクの使用率や空気漏れ、無呼吸発生回数、使用時の空気圧などを表示できる。使用レポートをPDFで出力することもできる。

このアプリを使うと月一回の定期診療の時にしか分からない、自分の治療状況が必要な時に分かるのが便利だ。

経時的なデータや睡眠の質が分かるようになるともっと良いと思う。

このアプリは、CPAPを病院経由のリースではなく、購入で使っている人が多いようだ。

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2022/10/19

CPAP装置の話

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きたきつねは睡眠時無呼吸症候群で2013年から睡眠時にはCPAP装置(在宅持続陽圧呼吸療法装置)を使っている。

CPAP装置は、無呼吸時に強制的に空気を送り込み気道を広げて睡眠中の無呼吸を防止する装置で、自動化が進み睡眠の状態に合わせて空気の圧力を自動調節するようになっている。

呼吸のパターンも人によって違うのでそれも調節することができている。さらに、呼吸の状態を常時モニタリングしていて、通信回線を使い病院にデータが行くようになっているし、スマホのアプリで患者が状態をモニタリングすることも可能なようだ。

このCPAP装置なのだけれど、モデルチェンジがあってそれまでの装置よりコンパクトなものに交換されて使ってきたのだけれど、昨年夏に海外で不具合がでたということでリコールがかかり、装置の交換することになった。

装置の生産が間に合わないので、できたところからということで、アナウンスがあってから1年経って、9月初旬に新しい装置と交換になった。

リコール自体それほど問題となるようなものでないことが分かったので、リコールそのものは気にしていなかったのだけれど、新しく来た装置に問題があった。

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2022/09/16

山本健人:すばらしい人体 あなたの体をめぐる知的冒険

自分の体を含めある程度の知識は持っていっるつもりだけれど、やはりきちんと体全般や医療のことを正しく知りたいと思っていたので、書評を読んでいてこれは読まなくてはということで読むことにした

山本健人医師は外科専門医、消化器病専門医、消化器外科専門医などで、基本的な体に関する知識や医学や治療に関する知識、薬の作用、健康の常識などを非常にわかりやすく説明してくれている。

医学の世界も日進月歩で知見は日々新しくなっていて、ちょっと前まで正しいといわれていたことも現在では否定されていたりしていることがあって、「傷の消毒はしない」といった意外と知らないことが多かった。

現在パンデミックの最中のCOVID-19などを始め多くの感染症の原因について分かってきたのがわずか200年くらいで、現在では完治する感染症の治療ができるようになったのもまだそれほど時間が経っていないということも分かる。

日本人は癌による死亡が高いのは、医学の進展により寿命が長くなったために癌になる人が増えたということは確かだと思う。認知症も同じかな。

一番興味を持ったのは、おならと便を識別する肛門のことだ。BS-NHKの「ヒューマニエンス」を見ていると体の部分もただの反射ではなく考えているように思えてくるのが不思議だ。

著者が、今ある手持ちの材料で理にかなった説明ができたとしても「暫定的な正解」にすぎないという締めくくりが、何事についてもいちばん大切な言葉のようだ。

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