映画「キツツキと雨」
それにしても役所広司という俳優は、本当に何でもできるような気にさせるひとだ。
日本映画で日本映画をパロっている感じがするのは、きたきつねだけだろうか。
この映画で、きたきつねはまた怒り狂ってしまっていることがある。それは自然公証のいい加減さだ。
映画の場面は、桜の花が咲き始める前で、家の中ではまだストーブが点いている春まだ浅い岐阜の山村なのだけれど、夜の場面でアオバズク、コノハズク、ヨタカが鳴いているのだ。
この3種類は渡り鳥の夏鳥で、春先にはまだ来ていないだろう。アオバズク、コノハズク、ヨタカ鳴く頃には、日中の山では小鳥の大合唱だろう。
効果音として夜の雰囲気ということで、フクロウやヨタカの声を使ったのだろうけれど、映画は嘘を本当らしく見せるのだから、本当らしく見えるようにセットや効果音を考えるべきだろう。
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